第3022段 長良川畔にてチェアリング
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和6年9月中旬の或る日
10月5日、名古屋は千種区のホテル ルブラ王山にて開催の
第29回日本歌人クラブ東海ブロック愛知短歌大会に
5月に投稿したる
まう一首、次の作の
椅子によき 切り株ひとつ 長良川
流れ眺めて 吹つ切れもどる
も優秀賞に選ばれたる旨の通知を受け取りけり。
歌の心は平安期の随筆文学の名著である鴨長明の
『方丈記』の冒頭の「ゆく川の流れは絶えず…」より
想を得て生まれ出でたる作なり。
而して、具体的なる場所は長良川の上流域の
郡上市内の或る場所での事なり。
三句目の以降の音韻の【NA】如何にや?