昨日はりゅーとぴあで
深めよう  絆 県民運動がありました。

これはいじめ問題をテーマにしたイベントで、1500人の学校関係者、中学生、高校生、一般の聴講者が集まりました。


『いじめ見逃しゼロ県民運動』
このスローガンからもわかる通り
いじめはあることを前提に様々な対策や取組が発表されました。




現代は『ネットいじめ』が大きな問題になっていますよね。



子供の頃SNSが身近に無かった私たち世代は、わかるようでわからない、知ってるようで実際はどうなのか知らない、ネットいじめ。。。


昨日は事例や学生自身が作成した映像を見ながら本当に勉強させてもらいました。



軽い気持ちで発信した『噂話』が
どんどん拡散されてねじまがった形で広がり、取り返しのつかないことに。。。




一度ネット上にアップしたものを取り消すことはほぼ不可能とも言われています。


表情や息づかいが見えず
本当に伝えたいことが伝わりにくいSNS。。。

私たち大人も全く同じ。
おもいっきり気を付けて使わないと大火傷します。


後半のパネルディスカッションでは
いじめられた経験を持つ中学生の生の声も聞くことができました。


彼はいじめられた時、
先生に助けを求めることで上手に解決でき、今はいじめた人とも一緒に遊ぶほどになったそうです。


『いじめ』という軽い言葉ではなく
やっていることは『暴行』『脅迫』『殺人』と同じなんだから、もっと重い言葉に代えたらどうか。。。そんな意見も。





またある中学生の女の子は
『一番大切なのは家族との会話』と話し、日常からよく話し合える環境作りが必要だと。




さらに男子高校生は
『いじめはストレスが引き起こす』と力強く断言。いじめる側はたいてい寂しさやストレスを抱えてる。ストレスをできるだけ感じない社会、環境が大切と。



コーディネーターの江口歩さんは
きれいごとではなく、生の声や実例をもっと発信する機会があったらいいと力説。


会場を笑わせながらも
いじめ、自殺、犯罪等。。。
考えさせられるシンポジウムを演出。
そしてラストはエロでしめる(笑)
さすがです!





最後は いじめ見逃しゼロ宣言をしました。

辛くなったら休もう。声に出そう。
お節介なくらい人と関わろう。



きっと、聞いてもらいたい、
話して楽になりたいっていう心の闇、
誰しも持っているのではないかな。。。



そして新潟中央高校コーラス部の
美しすぎる歌声で締めくくられました!




弱音を吐くことや助けを求めることは
何も恥ずかしいことではなく

自分を守るためにも
何かあったら言葉で伝えてみると
必ず応援団やお助けマンが現れる。



そんなことか当たり前になったらいいな。


かっこつけなくていい。
弱い自分もかわいいじゃん!

助けてもらい合いながら生きていきたい。

って。。。
私はがんになってから感じたんですけどね。


雪深い新潟県の県民性のひとつに
困ったときはお互い様という精神があると思います。


もう一度、その素敵な精神をみんなで
磨きあげていけたらいいのかな。。。


帰り。。。
りゅーとぴあを出たらきれいな夕陽。



辛い思いをしている人が
少しでも早く気持ちが晴れやかになりますように。。。



昨日もお世話になった皆様
どうもありがとうございましたニコニコ