とてもありがたいお仕事をいただきました。
「新潟水俣病からの学びを未来につなぐトークフォーラム」
~次世代を担う子ども 若者の想いと願い~
これは新潟医療福祉大学が開催した
一般の方にも公開されたフォーラムです。
大勢の学生さんや大人の方が参加され 意見を交わしました。
新潟市立白山小学校6年生のお二人と
新潟医療福祉大3年のお二人。。。計4人が
実際に熊本の水俣市に行き、患者さんと話をした経験や
新潟水俣病のことを学び、今なお大変な思いをしていらっしゃる方々から
直接お話をうかがってきた内容や感想を
とても誠実に発表しました。
ものすごく ものすごく 伝わってきました。
「将来は医者になって病気の人を治したい」と
6年生の駒形敦司くん。
「科学者になって公害を無くしたい」と
6年生の石原朋佳さん。
私も。。。会場の皆様も。。。感涙しました。
大学生のお二人
山岸なつ美さん、松原恵史さんも
経験したものでなければ伝えられない
力強く素晴らしい発表内容でした。
二人の優しさが会場を温かくもしてくれました。
「水俣病」 と 「新潟水俣病」
きっと新潟には
身近に感じ、自分の故郷のこととして
問題意識を持っている人も多くいると思います。
いかがですか。。。
今日の子供たちの発表の中に
「水俣病は大切なことを教えてくれる「宝」だと学びました」 という
びっくりする内容がありました。
病気が宝。。。。
これは水俣市で出逢った患者さんたちが
とっても明るくて前向きで積極的で。。。。
「宝」だと感じていると教えてくださったそうです。
長い年月が経ち
病苦や差別、いやがらせなど 辛すぎる経験を重ね・・・
でも辛いばかりじゃない・・・人生。
子どもたち、学生たちは
素直にそれを聞き、感じて、伝えてくれたのです。
ここには書ききれぬほどの
充実した1時間を一緒に過ごさせていただけたことが
何よりの私の財産です。
今日教えていただいたことを無駄にしないよう
私も少しずつ勉強し、自分のこととして受け止めて 伝えていけたらと思います。
拙いコーディネーターを助けてくださった皆々様です.
今日の出逢いに心から感謝申し上げます。
本当に本当に どうもありがとうございました