今回の旅で
どうしても行きたかった場所がもう一つ。。。
有機栽培の匠でいらっしゃいます 斉藤さんの畑です。
50種類以上の野菜を作る斉藤さんは
農薬の代わりにミカンの皮を使うなど 文字通り「安全」にこだわってきました。
もちろんこちらでも
震災後の影響は大きい。
会津弁で風評被害の切実さをお話し下さいました。
ずーっと今まで、それを一番大事に考えてきたんだもの。」
優しいおじいちゃんの眼差し。
焦るでもなく、悲観するでもなく、現状を冷静に見ていらっしゃるようでした。
そして・・・
「すべての素材を会津のものでソースかつ丼を作りたい」と
斉藤さんにお願いして作ってもらっていたキャベツです。
飲食店の方も一緒に苗を植えて
成長を楽しみにしていたそうですが
残念ながら一時的に出荷規制がかかり
育っていたキャベツを全て潰してしまいました。
「さすがにこれは泣きたかった。本当は大丈夫なんですよ。」
でも・・・斉藤さんは
内藤さんたちのために・・・
会津ソースかつ丼のために・・・
一列だけキャベツを植えててくださっていました。
この「気持ちのつながり」が彼らのたゆまぬ努力の原動力なのでしょうか。
現在、会津若松の農産物の出荷規制は解除されています。
http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/ja/sangyo/fuhyou_taisaku/nousanbutsu.htm
会津若松市公式ホムペジ
地震の前から企画して
うまくいきかけていたオール会津産カツ丼。
完成はいつになるのかわかりませんが
必ず近いうちに食べることができると思います!!
完成したら絶対に食べに行きます!!
観光で生きている会津若松にとって
風評被害は死活問題。
会津が死んだら福島全体を元気にできないかもしれない。
会津に勢いがあれば
浜通り、中通りも盛り上げていける!
そして被災地全体も元気にしたい!!
と
内藤さんはじめ・・・
会津市職員の鈴木さんは力強くおっしゃいました。
あらためまして
お願いしたらすぐに「一緒に行くよ!!」と快諾してくださった皆々様
大きな力を貸してくださり、
本当にどうもありがとうございました
どうかこれからも
よろしくおねがいいたします。
そして会津若松で
私たちをおもてなししてくださった皆々様
このご縁に感謝申し上げます
これはあくまでも単なる一歩。
これからこれから
人と人が気持ちでつながると
絶対に物事は動きだしいい方向へいく。
そしてつながるには「笑顔」も必須です。
私が最近 学んだこと。
恵まれています。
顔晴ります。