久しぶりのブログになります。
書いては寝落ち書いては寝落ちするので、下書きだけが溜まっていく罠。
最近っていうか、イースターの週末に起こったこと
1、イースターは天気が良くて楽しかった
2、夫が予防接種の後、寝込んだ
3、義母が貧血で病院の緊急窓口へ行かされ、輸血した
3本立てでございます。
まず、夫がイースターの土曜日にコロナの予防接種をした後寝込んだんですけど、寒気がして関節痛、倦怠感など、発熱もあり、2日ほど起き上がれませんでした。
と、いうわけで、うちは夫婦揃ってワクチン接種後に寝込んだことになります。
最近アメリカとフランスで行われた調査によると、過去にコロナに既にかかったことがある人はキツい副反応が出やすい可能性があるそうです。
身体がウイルスを覚えていて、過剰反応するからだそうで、だからといって特に危険ということはないようなのですが。
私の周りで寝込むほどの副反応が出た人ってそっこまでいない上に、夫婦揃って出た人って、確かに既に家族でコロナにかかったことがあるうちか、同居の家族がかかった人(つまり当時は自分は陰性だったけど、自分もかかっていたのかも疑惑)とかなので、我が家も知らない間にかかってたのかも疑惑。
全く心当たりはないですけど、なんだかんだ言ってうちも、昨年秋は夫がずっと大学で10代20代の若者相手に対面の講義をしてましたもんね。うつってない方がおかしいかも。
で、それと前後してですね、義母から連絡があって、先週どうにも異常に疲れやすいので、かかりつけの医者に行ったそうなんですよ。
そこで血液検査してもらったら、貧血がひどかったんですって。
で、総合病院で輸血(!)するように言われたから、病院への送り迎えお願い。とのことで、まあそれはしょうがないんですけど。
たださー、義母って一人っ子でお友達が1人しかいなくて、義兄はカナダで、唯一仲良くしてた従妹とは、仲が悪くなっちゃったし、こう言うときに駆り出されるのが、乳飲児がいる私達しかいないという不都合さよ。
そもそも義兄は今年サバティカル(研究休暇)で、大学の講義が全くないので、帰国後に2週間の自己隔離期間があろうが、仕事にも支障がなくイギリスに帰って来れる筈なのに何故帰って来ないのさ!
小2まで読み書きも尋常じゃなく遅れてたのに、小3で突然ジェット噴射してオックスフォード行った義兄な。
義兄は、当然のことながら義母の秘蔵っ子というか誇りでございますので、相当甘やかされておりますの。
要所要所、普通の感覚を持った、しごく真っ当な人ではあるんですけど、基本的に自分がやりたくないことは絶対に致しません。
なので、今イギリスに帰ってきて、義実家で2週間自己隔離するのが嫌なんだと思われ。
まあそんなわけで、行きはまだ夫が機能していたんで夫が連れていったんですけど、その日から輸血やら検査やらで病院に2泊して「じゃあ迎えにきて」って言われても、アナタ。
夫は熱出して寝込んでいるし。
私、子供2人連れて、新型コロナの騒ぎの中、病院なんか行けないし。
そもそも、うちの方角にある総合病院に行けば良かったのに、何故かうちとは逆方向の病院へ行ったから、ただでさえうちから義実家まで1時間かかるのに、更に遠いし。
と言うわけで、大変冷たいようですが、夫が
タクシーで帰ってくれない?(だって病院からならタクシー拾えるじゃん!)
って言ったら、タクシーは嫌だったらしくムニャムニャ言っているので、義母の唯一のお友達に頼んだら、そこの御夫君が車で迎えに行ってくれましたの。
まあ、病院なんてしょっちゅうあることじゃなし、田舎に暮らしている年寄り同士なので、そこはお互いさまな部分もありますが、実際問題として助かりました。
ちなみに、私がその次の日、天気も悪かったし、子供を連れて義実家に義母の様子を見に行ったら、本人輸血がきいてピンピンしていましたが、わざわざ病院まで迎えにきてくれたお友達のご夫君を
「あの人、車の中でずっと自分のお金儲けの自慢ばかりしているのよ。
おかしいわよ、あの人の人生の目的はお金儲けばっか。」
と散々、悪しざまに言っておりました。
ユー、いい根性してるよな。(金儲けの自慢はあんたもな!)
あと、
結局、輸血するほど貧血って、何が原因だったの?
って聞いたら(ちなみにいつも「あなたも歳をとって子供を産むと大変ね、私は若かったから」云々300回くらい言われてるののお返しに、「お義母さんの歳だったら、老人性の貧血はままありますけど、輸血までするほどってどうしてなんでしょうね」って、「お歳」と「老人性」を聞き落とさないように3回くらい言ってあげました)、
理由は不明だそうです。
え!輸血までして不明ってことはないでしょ。
精密検査したの?
って聞いたところ、モニョモニョ言っているのでDischarge note(病院を退院する時にくれるレポート)を見せてもらったところ。
The patient is keen to go home
(患者は強く帰宅を希望している)
の1文が。
これはNHSおよびイギリスの年寄りを知っている方なら、すぐにお分かりでしょうが、義母、
家に帰るんだってゴネたんだね
もちろん一概には言えませんが、イギリスのお年寄りって本当に病院に行きたがらない人が多いですよね。
本当に意地でも行きたくないらしいんです。
病院に対する不信感も強くて、一回病院に行ったらなかなか帰って来れない、との言い草も、何回も聞いたことがあります。
で、NHSも慢性人手不足で、ましてやコロナやらイースターホリデーやらで病床も不足中ですし、本人が帰りたいと言えば治療に非協力的な人をわざわざ引き止めませんから、命の危険でもない限り、普通に帰らせてくれちゃうんですよね。
当然、その後かかりつけ医に通院するのが条件ですが。
これは義父も昔は散々やりました。
ま、相手もいい大人で人の指図は受けませんし、私の親でもございませんので、鉄分のサプリを買ってあげた以外は、私にできることはありませんし(冷たい)。
輸血は身体に負担が大きすぎるから、義母の歳だと何回もできるもんでもなし、ちゃんとかかりつけ医に行くように夫と義兄が厳しく見張ってればいいと思います。
ただ、私、義母の食生活が前からすんごい気になっていたんですよね。
これも、イギリスのお年寄りには多いので義母だけじゃないんですけど、年寄りなのに、重い物食べ過ぎ!
精製された単純糖質を食べすぎ!
乳製品食べ過ぎ!バター使いすぎ!
と、これは夫がいないのを言いことに、義母にズケズケ言ってみました(多分、私がいなくなった後、義兄に言いつけてる)。
本人のために言ってるんだけどな!
貧血て食生活が大きいらしいぜ!
義母は、
「私はここのとこ胸がいっぱいで食欲がなくて全然食べてない!」
って主張していましたが、
「でもお義母さん、ロックダウン中に結構太りましたよね」
って言葉が喉まででかかりましたが、そこはグッと我慢しました。
ただ義父も家族がいくら言ってもタバコもなかなかやめなかったし、食生活も変えようとしないし、自分たちで自分たちの健康に気を使っていないのを見ると、なかなか同情しにくいっす。
と、書くとなんてひどいイースターだったんだと思いきや。
実は私、今年のイースターは結構満喫しましたよ。エヘ。(何回も言いますが、義実家のことは、所詮私の親ではないですしね)。
天気がすっごく良かったですしね。
イースター晴れるって珍しい。
グッドフライデーと、イースターサンデーは、ナショナルトラストが行っているエッグハントへ出かけました。
このナショナルトラストによるエッグハントは、毎年行われている大人気イベントです。
場所に寄ってちょっとずつ趣向が異なったりするんですけど、基本的には、いわゆるエッグハントというよりは、トレイルもしくはオリエンテーリングみたいな感じで、地図を見ながら敷地内を巡っていくと、タマゴの看板があちこちに立っていて、そこにあるクイズやタスクをこなすと、最後にチョコレートエッグが貰える、という企画でございます。
何故か棒を持ってる
張り切る息子。
何故か色々抱えて参戦する娘。
ちょっと風が冷たかったですが、よく晴れた気持ちが良い日で、娘が驚くほど延々と歩きました。
葉っぱで作ったお船を流す
イースターサンデーもまだ寝込んでる夫を尻目に、今度はお友達誘ってまたナショナルトラスト(別の場所)行ったけど、そこはそこでまた良かったですし。楽しゅうございました。
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