さて、7週間のDAY 1ですよ!
私、この1日で、すっごい年取りましたよね。 ←まさに、こういう感じ。
息子の学校の家庭学習は、1日ごとに、先生が主だった教科ごとの課題(読み書き、スペリング、数学に関する課題がメインでそれに地理や科学や歴史が交代に加わります)と、それについての10分くらいの説明のビデオをオンライン学習アプにアップロードしてくれて、それに取り組む感じです。
で、1日の終わりに完了した課題をこっちからアップロードして、それに先生が次の日に目を通してコメントを入れてくれるんですね。
あとは、先生が指定したデジタルの本をそれ専用のwebサイトで読むのと、数学は上記の課題とは別に、その時のテーマについての練習問題を自分で解くためのサイト(これらは学校が全生徒分購入して、アカウントを作成してくれました)で取り組む感じ。
これらに関しては、学校の先生は自分のアカウントから全生徒の進捗度をオンラインで確認することができます。
で、まさかの初日から、その日のメイン課題すら全部終わらせられなかったよね!
まあ残りは明日やればいいかー、と思ってるんですが、明日は明日でまた別の課題があるんですよね。
なんか、嫌な予感。
このまま雪だるま式にどんどん遅れていきそう。
まあ、言い訳をすると今日は夫が1日フルでオンラインの講義があり、私は私で職場のロックダウン中の勤務形態についての話し合いがあったのと、娘が便秘に苦しんでたので薬局に行かなきゃいけなかったりして、いつにも増してバタバタしてたのもあるんですよね。
で、学校の出す課題ってほとんど全部が、何かしらの親の指導が必要なやつだし。
しつこいようだけど、これとか。
朝に息子のクラスのオンラインの集会もあったし。
って、そうは言っても、十分ではあるものの、そっこまで、おそろっしい程の量が出てるわけじゃないんで、まさか終わらないとは思わなんだ(夕食後までかかってやったのに)。
親の仕事云々もそうですけど、うちの場合は1歳の娘も家にいる以上は、どうしたってお昼寝の寝かしつける時間とか、お昼ご飯を作る時間とかあるんで、ずっと息子と同じ部屋にいるわけじゃないし、
息子もちょっと目を離すと、もう逃亡してるし、
っていうのが、敗因ですかね。
それにしても、うちの息子のやる気のなさがすごい。
イライラを通り越して、いっそ清々しいほどでございます。
前回のロックダウンと違って、ロックダウンの目新しさも薄れて久しいですし、今回は本人はクリスマス休暇の延長だと思っていますから、全くやる気なし。
唐突ですけど、冬休み中にテレビで映画「ネバーエンディングストーリー」がやってたんですよね(40代には懐かしい映画!)。
で、録画して、いかに私が小さい時にテレビで見て好きだったか、息子に熱く語ってた時は、息子は右に左に聞き流して完全スルーしてたんですよ。
なのに、勉強しなきゃいけない状況になった途端に、私がちょっと部屋を離れて娘を昼寝させてから戻ってきたら、むっちゃ熱心に見てたさ(試験勉強前に急に部屋の掃除を始めるのと同じ心理と思われる)。
終わったら絵も描いたよ。アトレーユとファルコー。
だめじゃん!!(絶望)
でも実際問題として、
課題終わっていないうちもたくさんあるよ、
先生だって全員が全部終わらせるなんて思っていないって!
って思うじゃないですか、それも頭ではわかっているんですけど。
でも、そうこうしているうちに、アナタ、WhatsApp(日本で言うところのLINE)のクラスのグループでは朝から保護者たちが、読書アプにログインできないとか、この課題はどうのとか、BBCでオンライン授業放送するらしいよとか、メッセージが飛び交ってて、皆なんかムンムン取り組んでる感じがするんだけど!(皆、働いてる人もいっぱいいるし、複数子供いる人もほとんどなのに!)。
そういう感じが私を焦らせるんですよね。
挙げ句の果てに、
晒し者にしてごめん。でも、あまつさえ午後1時半に
「今日やらなきゃいけないことのリストってあるっけ?
私たち作文と、ビデオの数学の課題と、練習問題のシートと、読解ももう終わっちゃったけど、新しいデジタルブックがまだ追加されていないの。今から数学の練習問題サイトやるとこ」
もう課題の2/3くらい終わってるおうちのママが、更なる課題を求めて彷徨ってるメッセ送ってくるし!
ペース早!
このメッセージは流石に、他の保護者もちょっとイラッとしたらしくて、しばらくの沈黙の後、自分たちがどれだけ仕事が忙しくて、子供が複数いて、家庭学習の監督までするのが大変か、慰め合うメッセージが続きましたの。
この、うちの子ほとんど終わっちゃったメッセージ送ってきたママだって、仕事はしてないけど、他にも4年生になる男の子がいるんですよね。
その子の家庭学習の方が大変だろうに、どうやって13時半にこんだけ終わったのか不思議!
特にこの作文の課題は歴史の課題も兼ねてて、ただ文章を書くだけじゃなくて、ビクトリア時代の子供の暮らしについて、テーマを決めてビデオを見たりリサーチして、自分で調べた内容に基づいてファクトシートを作るっていう、世にも面倒な課題なのに!(ビクトリア朝についてはクリスマス前に学校の授業で結構やったらしいんですけど、息子はまるっと忘れてたんでそもそもビクトリア朝って何か、から話し合わなきゃいけないんですよ。)
まあ、このママって夏休み中もWhatsApp に「子供に新学期の予習させたいから、新学期のトピック知ってる人いる?(1、2才年上の上の子がいるおうちは、同じカリキュラムを上の子の時にやってるので、トピックを知っているから。それ以上歳が上の子は別のトピックだったから、意味ない)」っていう伝説のメッセージを送ってきた教育熱心で有名なママので余計皆、むむ、って思ったんだと思うんですけど。
ちなみに、これ私の友達に見せたら、驚愕しすぎて「Eager Beaver!!」て、驚き桃の木、山椒の木!くらいのレベルで、どこのおっさんかよ!っていうような反応を返してきましたよね。
夏休みでも宿題がでる日本と違って、オンとオフ、学期中と休みの切り替えがはっきりしているイギリスでは、夏休みは宿題なんて出ないし、ましてや1年生で夏休みに新学期の予習なんて子供にやらせたがるなんて、驚天動地ですよ。
まあ、話を戻しますが。
そうは言っても、今回の学習アプは、1回目のロックダウン時の家庭学習のアプと違って、他の人が何してるかは見えないんですよ。
それだけでも良かった。
しかし、学校が閉まってこんなにみっちり親子で過ごしてるんだから、あんまりバタバタしないで親子の時間を楽しめるようにしたいなあ、と思いつつ、明日もワタワタしているであろうことは確実な私。
あー、一人の時間が少なすぎるよ