うーん、息子の小学校、このままだと開かないっぽい。
新型コロナの変異体のせいで、感染者数が爆発的に増えているイギリス。
出典:gov.uk dashboard (オープンソースです)
ここ数日、連日一日五万人以上が感染しており、1週間の感染者は先週に比べてなんと50%近くアップ。
そしてロンドンの病院はパンク状態、他の全国の病院も同様の状況になることが予想されています。
そんな中、つい数日前まで、幾つかの地区以外は小学校は予定通り再開、と言っていた教育大臣が、ロンドン(及び近郊の感染率が高いエリア)の全小学校を閉鎖するUターンの決断をギリギリになってして以来、明日から新学期の今になって他の全国の小学校を開くか否かが、論争の焦点になっております。
11月のロックダウンでは学校は閉まりませんでしたから、去年の3月の完全ロックダウンと同様の状況にするか否かという状況。
家でお留守番ができる中学生と違って、小学校を閉めると、小学生を持つ親は相当な負担をしいられるか、自宅を離れられないので働けなくなるかなので、政府の補助を考えても経済的な負担が大きいんですよね。
当然のことながら子供達のメンタルヘルスへの影響もありますし、1回目のロックダウン中に家庭内暴力による被害が急増したという報告も上がっています。
そうは言っても、1日五万人の感染者ですから、もうロックダウンもやむを得ない感じ。
病院が満杯になると、新型コロナの患者への看護が行き届かなくなるだけじゃなく、がん患者の手術や他の患者の手術もキャンセル・遅延されてその被害も大きくなる一方ですし。
労働党の党首は、24時間以内のロックダウンを主張。
幾つかの地方自治体の首長も学校再開を遅らせるよう教育大臣に申請。
今朝のBBCのインタビューで首相が学校の安全性を主張して、学校再開を訴えたんですけど、大手の労働組合が、所属している教師に対して学校に出勤しないように通告を出したので、多くの小学校がどっちみちスタッフ不足で開けない感じ。
小中学校の教師は、ほとんどが労働組合に所属していますしね。
っていうか、だからクリスマス前にクリスマス休暇とくっつけてロックダウンしよう、って専門家も組合も言ってたじゃん。
クリスマスの規制緩和、本当に意味なかったよね!
教育大臣も、学校閉鎖と再開の基準を示すでもないし、もっと他にマシな人材いないのかい!
オックスフォードのワクチンの予防接種が月曜日から始まるらしいですけど、まさに時間との戦い、といった様相を呈してきました、英国。
差し当たって、学校については明日は大抵の学校が教師のトレーニングデーで授業はないので、なんかしらの決断が明日は下されることでしょう。
明後日は仕事行けないかもしれません。EU離脱後の協定による影響を話し合う日だったのですが、タイミング悪い...。
すいません、なんか長々と固い話で。
でも、ガチで何も楽しい話を書く気になりませぬ。明日から、何か他のことを描こうと思います。
しかし、日本がどんどん遠くなります。
お正月って郷愁をそそりますよね。
あー、お雑煮食べたい。お餅食べたい。芋きんとん食べたい。
芋きんとん、イギリスでも作れそうなもんですけど、さつまいもがなあ、日本のと違うからどうかしら。
そんな私は、子供が寝た後に夜中に起き出して、Dr. Whoという子供向けSF番組見ながら、チコチコと繕い物をしておりますの。
うちの息子って、ちょっと尋常じゃないくらいズボンの膝のところに穴開けて帰ってくるんですけど、どういうわけなんだろ。なんか他の部分はなんともなくても、もう脱力するくらい新しいズボンを買うそばから膝に穴開けるのですよ。で、いい加減ムカついてきたんで、膝に当てるワッペン買ってみたんです。
これ、同じやつイギリスで買っただけど、日本でも売ってた。
で、最初はアイロンではっつけたんですけど、ちょっと不安になったので、アイロンでつけた上から一応縫ってもみました。
どうかしら。
これで、大丈夫なようだったら他のジーンズにもつけてみようと思います。
ちなみに、このミキハウスのダブルBシリーズ。
5、6歳くらいのかわいい男の子の服ってあんまりない気がするんですけど、すっごい子供っぽいわけじゃないけど可愛くてすごい好きです。