
西京極駅からすぐのところにある、西京極総合運動公園陸上競技場。
ここをメインの会場にして、第37回全国女子駅伝が行われる。
翌週に広島で行なわれる男子駅伝とともに、中学生から世界で活躍する社会人ランナーまで様々な年齢層の選手が都道府県ごとにチームを編成し、47チームで競う大会として知られているが、大会の歴史は女子大会のほうが長い。
というのは、もともとこの大会が女子の中長距離のレベルアップを目的として始まったためだ。

この日の天候は、暖かな晴天。
2年前は大雪の中、大会が行われたことを思えばなんとも好天である。
第1回大会は1983年に開催され、増田明美さん(千葉)がゴールテープを切ったことで知られている。
優勝回数が最も多いのは京都で、16回を数える。
地の利ももちろんあろうが、陸上に力を入れる学校や企業が多いことも関係しているものと思われる。
今回も公園内には、歴代の優勝チームアンカーのゴールシーンのパネル写真が展示されている。
第7~9回でゴールテープを切った真木和さん(京都)。
昨年10月に亡くなられたこともあり、パネルの前には献花台も設置されていた。

そして、毎年お馴染みのふるさと屋台村。
ここで観戦に備えて腹ごしらえだ。
今年も各県人会が、様々な地域の味を提供している。
今回選んだのは、サッポロラーメン(北海道クラブ)、焼き餃子(三重県人会)、鶏ちゃん焼きうどん(岐阜県人会)。
どれもほっこりする美味しさである。
競技場内では、出場する選手の紹介が行われていた。
中学生、高校生、大学生、そして国際大会にも数々出場している社会人ランナーまで。
様々な選手を、それも「地元のチーム」を応援できる体制が組まれたこの大会は、まさに魅力的だと感じる。

選手紹介が終わったあと、今回の沿道での観戦場所へ移動。
西京極駅から阪急電車に乗車し、大宮駅で下車。
大宮駅はかつて阪急京都線の終着駅で、特急列車の停車駅だったが、現在は停車駅から外れている。
その大宮駅に近い、京福四条大宮駅から列車に乗る。
途中、帷子ノ辻駅で北野線に乗り換えて、その終点・北野白梅町駅で下車。
この駅の前には、ちょうど1区・9区のコースとなっている西大路通があり、今回はこの付近で観戦することとした。

12時45分頃、沿道にランナーが通過し始めた。
我が三重のチームは…なかなかやって来ない。
ようやく30番目くらいの位置でやって来た。
1区は、それほど差がついていないためこの後の巻き返しに期待しよう…といきたいところだが、今回はふるさと選手枠での出場者がいない中、終始苦しいレースになりそうだ。
1区の選手全員が通過したのを見届けて、西京極の競技場へと戻った。
競技場内外の大型ビジョンでは、NHKのテレビ中継の様子を流している。
8区を終わって先頭は京都、次いで愛知。
我が三重は相変わらず30位前後を走っているようだ。

そして9区。
愛知のアンカー(鈴木)は、すぐに先頭を行く京都(一山)をとらえる。
しばらくは並走が続くが、中間点を過ぎると徐々に愛知が京都を引き離していく。
そして、ほぼ逆転が難しいほどの差となって、愛知が最初に競技場へ。
2時間15分43秒で、優勝は愛知。
次いで、京都、大阪、兵庫と、このあたりは近年ほぼ定位置である。
三重は2時間24分18秒で33位だった。
以降は次の通り。
【最終順位】
優勝:愛知 2位:京都 3位:大阪 4位:兵庫 5位:千葉 6位:長野 7位:神奈川 8位:静岡
9位:東京 10位:岡山 11位:長崎 12位:福岡 13位:群馬 14位:鹿児島 15位:広島 16位:宮城
17位:大分 18位:埼玉 19位:山形 20位:愛媛 21位:宮崎 22位:茨城 23位:和歌山 24位:北海道
25位:熊本 26位:秋田 27位:山梨 28位:高知 29位:佐賀 30位:石川 31位:富山 32位:福島
33位:三重 34位:山口 35位:滋賀 36位:岩手 37位:新潟 38位:岐阜 39位:奈良 40位:栃木
41位:福井 42位:徳島 43位:香川 44位:鳥取 45位:青森 46位:沖縄 47位:島根
(つづく)