


岡本太郎展は何度か行きましたが、絵画、彫刻、オブジェ、著作、写真と
今回のが一番うまく構成されていたと思います。
名声を確立する前の初期の絵画が多かったのもうれしいことでした。
なかでも好きな絵画「傷ましき腕」が展示されていましたので嬉しくなります。
この作品にはため息です。
会場には若いファンも多く、驚きでした。
よくマスコミに出ていたので若いころから馴染みがあり、絵画よりも著作の主張や
考えに共感を覚えてたものです。
大東亜戦争での兵役を終えて日本で芸術家活動を始めた昭和23年に出版された
のが「アヴァンギャルド」で新進の若手芸術家が既存の日本芸術界の権威主義・
審美観に挑戦的な主張をして殴り込みをかける勢いのある内容です。
手に入れたのは40年ほど前の京都の古本屋で100円もしなかったと記憶しています。