今年、100冊読了しました。
アキレス腱治療とさる事情で行政書士としての営業活動はしておらず、たまに研修に参加して情報を集める現状です。
動けないときは動けないと割り切って日々、好きなことができるのは定年退職して年金生活者となった者のメリットかもしれません。
年齢的なもので焦りは大いに感じてますが・・・・・。
しばらく固い本ばかりだったので気分転換・息抜きに読みました。
128ページで上半分は写真です。
著者は沼田元気という団塊の世代付近の年齢のアーティストというんでしょうか。写真家、詩人、オブジェ作成者で、写真集やエッセイを出しています。
生まれも育ちも東京の作者の身辺雑記を写真とともに綴っています。
築80年、電気のアンペアが10Aという朽ちかけた長屋に住んでいてお気に入りの東京の事物・場所・味・街・風物について淡々と描いています。
およそ「るるぶ」に紹介されるような場所や店はありません。根っからの東京人が日常接するちょっとレトロな感じの事物ばかりです。
写真が泣けるほど嬉しい昭和レトロ調で、写真を眺めるだけで作者のいささか浮世離れした、それでいて羨ましいような生き方が分かります。
東京もふところが深いと感じさせてくれた素敵な本でした。
