もうすぐ公開終了ですが、平成ガメラシリーズ第1作「ガメラ 大怪獣空中決戦」がYoutubeで公開されています。

 私が小中学生の時の作品ですが、この作品をよく覚えているのは、朝日新聞によるバッシング報道があったからです。

 

【以下、ネタバレ注意】

 朝日新聞の記事によると、自衛隊の協力を得て作成されたのですが、記事によると、「子供達に弱いと思われたくない」とミサイル攻撃によるダメージがある場面があったり、スピードが戦闘機が追い付く設定にされたなど「自衛隊の宣伝映画」と、批判的記事が印象的でした。

 

 作品中もガメラが出現した際に、主人公から「攻撃は」と問われ「武力行使が認められるのは防衛出動の場合のみです」と幹部自衛官が答え、防衛庁長官の指示をすぐに仰ぐ場面。またガメラに対する攻撃を承認する国会決議が衆参両院でされるなど「シビリアンコントロール」が意識されたのも特徴です。ある意味、シンゴジラの先駆けです。

 ガメラ2でも官房長官が記者会見し、自衛隊の攻撃と憲法9条の関係を国民に説明するなど、意識した内容になっています。(この時も朝日新聞の記事を覚えています)

 シンゴジラに先駆けた内容です。

 改めて見ていただければ。

 

 

 

 

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