今日は総務分科会の決算審査2日目。
主な質疑をご報告します。
①昨年度の「一般会計」の地方債の借入先は、国等以外の「民間金融機関」は埼玉りそな銀行からのみ。
借入先は利率の入札で一番低い所から借り入れを行った結果です。
なお一部の大手銀行は入札そのものを辞退するケースも。
民間金融機関にとって地方債の魅力がなくなってきたのでしょうか。
②昨年度のいわゆる「ふるさと納税」 富士見市は約3000万円の寄附があるも、流出した市税は約3億円以上とのこと。
正直、私はふるさと納税は国において見直してほしいと考えます。
③昨年、市制50周年を記念してふわっぴー絵本が作成されました。
作成部数は300部。一部は販売され、多くは図書館・保育所等に配布されました。
確認したら、国会図書館や県立図書館に納本してないとのこと。
国会図書館には自治体刊行物は納本義務もあることからも、対応を求めました。
④県議選の執行費用のうち、告示までの費用は令和4年度決算です。投開票は令和5年度になります。
ふじみ野駅での横断幕設置など選挙啓発について、ふじみ野市との連携を指摘。
今回は検討していなかったとのこと。 今後の対応を期待。
⑤選挙事務について。「不在者投票」の中には、富士見市に滞在中の他自治体在住の方が、富士見市の選管で投票するものもあります。私も他の自治体の選管で不在者投票をしたことは2回あります。
富士見市は特にそのご案内を日常的には、ホームページ等でしていないです。
八王子市の事例を個別にご案内し、対応を求めました。
ちなみにこちら。
期日前投票・不在者投票について|八王子市公式ホームページ (city.hachioji.tokyo.jp)
⑥国民健康保険会計。
ジェネリック医薬品の使用率は、市民の皆様のご協力もあり、年々微増しており、県の目標値もクリア。
「まだ伸びしろはある」との答弁。 医療費の節減のためにもぜひ可能であればジェネリックで!ご協力をお願いします。
⑦国民健康保険税の収納は「口座振替が原則」と要綱でも定められましたが、割合は微減。
75歳を過ぎると後期高齢者医療保険へ移行することが要因とのコツ弁。
口座振替が一番収納にかかるコストが低いツールです。 市税は口座振替にご協力を!
⑧後期高齢者医療保険。
年金から天引きされる特別徴収よりも、普通徴収の方が割合は多い状況。
普通徴収のうち口座振替は4分1ぐらいとのこと。こちらも口座振替率の向上に向けた取り組みが重要。
他にもいくつか質疑を行いました。