一般質問を通告した後、午後は深谷市へ行政視察に伺いました。

 今回は「公益通報者保護条例」について伺いました。富士見市では星野前市長のマニフェストに掲げられるも未制定のままです。議会でも平成28年のやり取りを最後に登場していません。

 先日の富士見橋通り線の裁判を聞いていて、必要性を感じ、今回伺いました。

 

 富士見市の場合は「要綱」で対応され、対象になっているのは市の職員、通報先も市の職員で構成された委員会です。

富士見市職員の公益通報に関する要綱 (g-reiki.net)

 

 一方、深谷市は、「条例」で対応され、対象になっているのは市の職員に加え、市の仕事を請け負う事業者も加わります。通報先は外部の弁護士を行政監察員として委嘱しています。弁護士は市外在住、また市の公職等にもついていない方を弁護士会から推薦をしてもらっています。

 国の公益通報者保護法は「違法行為」の通報が対象であるのに対し、深谷市は条例で違法に加え「不当」を対象に加えて幅広くしています。

 ここ数年通報そのものはないものの、業者さん向けの4月の入札説明会、また契約事務担当職員向けの説明会でこの制度の周知をしているそうです。

 9月議会の一般質問で取り上げる予定です。

 

 

 

 

 

 

 3年前に建替えられた深谷市役所の議場も見学してきました。深谷レンガをイメージした議場です。また議員の自席には賛否用の押しボタンがあります。ちなみに運用はまだこれからだそうです。

 深谷市はあちらこちらに「ふっかちゃん」が。  駅付近では駅改札前のコンビニでお土産が買えます。