今日は「木質バイオマスの活用」、具体的には、剪定枝を活用した「ポカポカ足湯」について八王子市に行ってきました。
「カーボンニュートラル」というと「とにかくCO2を出さない」というイメージがありますが、実はカーボンニュートラルの考え方では木を燃やした場合は、木は成長過程では光合成により大気中のCO2を吸収しているので、燃やしたとしてもそれは新たにCO2を出していない、プラマイゼロとなりCO2排出には含まれません。
活用施策を提案していきます。
こちらのポカポカ足湯は市内の公園から出た剪定枝を燃料にしています。
運営はシルバー人材センター。また剪定枝の処理は社会福祉法人に委託し、障碍者の雇用につなげています。
今回、八王子市北野環境学習センターあったかホール でお話を伺い、施設も見せていただきました。
4Fの温水プールを見学しました。従来は隣の清掃工場の排熱を利用していたのですが、清掃工場が廃止になり、その後はゼロカーボンガスで運用されているとのこと。
清掃工場の排熱利用していた時期から指定管理料がセンター全体で2億近くとのこと。コストがやはり課題ですね。
3Fは高齢者向けの入浴施設が廃止となり、8月から「生きもの展示室」にリニューアル。
1Fには多摩産の木材を活用したキッズスペースがちょうど今日搬入されたとのことでした。
視察テーマ外の取り組みもいろいろと参考になるのが行政視察。
設置補助施策が行われている雨水タンクの見本が置いてありました。
これだとわかりやすいですね。
あとこんな取り組みも八王子市ではやられているんですね。
参考になります。