今は在庫がなく、どうもAmazonででしか取り寄せられないようで、復刊が待たれます。

 「日本はスパイ天国」と言われますが、日本警察も手をこまねいているわけではなく、地道な捜査の上、北朝鮮・ロシア(ソ連)などの工作員を摘発をしています。その警察が摘発、あるいは捜査の末あと一歩まで迫った外事事件(スパイ事件)が収録されています。

 課題はそれらの多くが微罪での摘発で、執行猶予などに終わっているということ。

 

 安倍政権で特定秘密保護法ができ、多くのスパイ事件には対応できる法整備がされましたが、改めて、特定秘密保護法や最近の経済安全保障の取り組みなどを検証する必要はあると考えます。そうしたことからも最近の事件を収録した続刊がほしいところです。