今日は9時15分から、キラリふじみ開館20周年の記念式典が開かれました。

 来賓に前宮内庁長官で一般社団法人地域創造理事長の山本信一郎氏、兵庫県立芸術文化観光専門職大学学長でキラリふじみの初代芸術監督の平田オリザ氏など錚々たる面々をお迎えし、また狂言師の野村萬斎さん、俳優の橋爪功さんからビデオメッセージが寄せられました。

 

 キラリふじみは平成14年(2002年の開館)、当時60億円の予算を投じで設立されました。

 星野市長の式辞では、尽力した初代館長の故関繁雄氏の思い出に触れられていました。

 

 平田オリザ氏も、アドバイザー就任の逸話、公民館有料化と重なり公民館を回った車座集会で多くの参加者からその話をされたエピソード、また開館当初はららぽーと富士見の開業前で民間のバス路線もなく、市内循環バスの本数も少なく、開館記念のレセプションにゲストで来た(タクシーには乗らないことで知られた)女優の故・岸田今日子さんから挨拶で「循環バスの本数をふやしてほしい」とのお話があったエピソードなどの披露がありました。

 「さいたま芸術劇場の50分の1の予算で5分の1の仕事をする」を合言葉に職員とともに尽力されたとのこと。その結果、さいたま芸術劇場よりも先駆けて総務大臣表彰を受賞するに至ったとのことでした。

 

 式典後は、東京芸術大学音楽学部名誉教授で市内在住のピアニストの北川曉子氏のリサ足るが開かれました。

 キラリふじみのピアノは北川氏が倉庫まで行って音を見て選んでいただいたというエピソードがあるそうです。