午前中は来客2件。

1件は公営プール設置についての要望書をいただき、少し意見交換しました。

私の考えとしては、市内にある志木地区衛生組合の焼却炉が、職員・作業員用の風呂以外、余熱の有効活用ができていないのが現状なので、この熱を活用した設備が将来整備できないか、というのが私の考えです。

脱炭素というのなら、ふじみ野市・三芳町の焼却場のように発電や余熱を利用した温水設備などの整備を考えねば、と思いますが、志木地区衛生組合の焼却炉はここで長寿命化の大規模改修をしているので、時間がかかるのも現状です。

1件は情報公開請求に来られた方と意見交換。

 

午後は1時半より庁舎整備に関する特別委員会が開会されました。

「富士見市庁舎整備に関する基本方針」案が執行部から説明されました。 

必要となるスペースの試算。

そして庁舎建替えの費用の概算(のさらに概算ぐらいの試算の数字)として建物工事のみで約70億円という数字が示されました。 

現庁舎の解体、地質調査によっては必要になる地盤整備、仮庁舎が必要になった場合の費用等は含まずの額です。

試算に当たっては必要な広さの試算に、志木市の事例等を参考に算出したとのこと。 

近隣市の事例と比べても、試算のさらに試算段階とは言え、高額です。 

なお2月1日から基本方針案はパブリックコメントが実施されます。

 

説明会も地域で開かれる予定になっていますが、コロナ禍でどうなるか。コロナの影響で変更になる方向です。

 

庁舎の建て替えは市長選でも選挙公報では特に触れられず、また市議選も同様です。

(私は街頭演説でこれからの富士見市政の争点となるポイントとしてお話はしました。ビラや演説で触れた方はいるかもしれませんが、公開・保存されるものでは検証には限界が。)

すなわち本事業を進めることが選挙を通じて、選挙民の審判を受けたとは言い切れないという点です。

 

あと現在、駐車場の一部は借地となっており、庁舎整備の仕方によってはそちらの買収費用も考えられなくはないと言えます。

 当市の財政規模からどれぐらいの額が適正なのか等、しっかりと見ていかないといけません。