無免許運転が問題となっていた木下都議が議員辞職したことが報じられました。

 私も自身も都議選は板橋区をメインに入っており、木下前都議が街宣カーを運転する場を見た場にいたことから記者の問い合わせの電話もありました。

 11月中の辞職とあり、「これでボーナス(期末手当)は出ない」と思われている方も多く、その中には弁護士さんも。

 

東京都議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例 (tokyo.lg.jp)

では都議の期末手当の基準日が6月1日と12月1日となっています。このことから出ないと誤解されている例がありますが、

条例には、「基準日前一月以内に、退職、失職又は死亡した都議会議員(当該基準日においてこの項前段の規定の適用を受ける者を除く。)についても、同様とする。」とあり、木下前都議もボーナス(期末手当)の支給の対象にはなります。

 この仕組みは公務員のボーナスも基本的に同じですし、多くの地方議員の期末手当の条例でもこうなっています。

 

 ただ額については私も当初、満額かと思っていましたが、今回は、6月2日から12月1日までの期間の中での在職期間が「3か月以上6か月未満」となるまで6割の支給になるとのことでした。

 

 

 しかしこの額は「7月の都議選で初当選した都議と同じ額が支給される」ということでもあります。

 この期末手当をどうするのかはしっかりと都民に説明責任がされることを祈るばかりです。