今日は建設環境常任委員会。地域の方が注目の案件があり、傍聴の方が多数お越しになりました。

 

 今回、会派日本維新の会は、針ヶ谷コミュニティセンターの指定管理者議案に反対しました。

 今回、指定管理者が選定委員会の結果、変わることになりました。

 しかし、コストが従来の1.5倍になります。増加額が約1千万円、5年間で5千万円の増加となります。

 コロカ禍で税収減も言われる中、コストを上げる議案はどうかという点がまずあります。これも委員会の委員の皆さんのコンセンサスがあって決まったわけではなく、一人の委員の方が極端な配点をしたために結果が決まったという事情があります。定員9名の委員会のうち委員4名の連名で委員会の運営などについて疑問を投げかける提言書が出されています。

 自主事業などで利用率向上を、ということで特に費用上限は設けなかったようですが、そもそも針ヶ谷コミセンは洋式トイレが1・2Fにはなく、「だれでもトイレ」に多くの皆さんの列ができるといったハード面の課題があり、そちらの解消が先ではと考えました。

 

 富士見市議会は平成22年12月議会で指定管理者議案を否決したことがあります。当時の議案と状況は異なりますが、今回も否決すべきと反対しました。

 結果は与党の賛成多数で可決。反対は会派日本維新の会と日本共産党のみでした。