今日の参議院予算委員会の質疑。日本維新の会の浅田政調会長の質疑でデジタル庁の話が。
システムをバラバラに作るのでなく一本化するという答弁で思い出したことが。
電子入札システム。入札手続きを電子化し、また過程も公開され、情報公開につながるのがポイント。
埼玉県は電子入札のシステムが越生町と東秩父村を除いて、さいたま市を含む全市町村が共同で運用するシステムになっています。
「一部事務組合」の参加が少ないのが気になるところですが、工事だけでなく物品での参加も進むなど、改革が進んでいます。
一方、神奈川県は、神奈川県と相模原市などの市町村で運営するシステム、横浜市のシステム、川崎市のシステムが別々でシステムを運営。維持費等考えれば非効率的な話。
一本化しようという議論はないのかしら。二重行政の典型例です。
http://nyusatsu.e-kanagawa.lg.jp/index.html
大阪も大阪府、大阪市、堺市、他市共同と4つのシステムが分立しています。ほかにも詳しく見ないといけませんが、独自のシステムを導入している一部事務組合がありそうに見えます。
(今回、大阪都構想にいちゃもんをつけてくれた自民党や〇〇ファーストの議員がいる)東京都でもなぜか
東京都のシステムと23区・市町村が参加するシステムが別々になっています。
あと東京都の住宅供給公社のシステムなどは別になっています。東京都の監理団体は入札は別になっているようです。
一本化するとかなり効率的と思うのですが、運営もシステムの維持も別々。
こうしたところも改善が必要と思うこの頃です。
この点は埼玉が先進地といえます。