拉致被害者・横田めぐみさんのお父さん・横田滋さんが逝去されました。
再会の日が間に合わなかったこと。すべては我々の力不足です。本当に申し訳ありません。
私が初めて横田滋さんとお目にかかったのは私がまだ大学1年生のとき。平成13年の12月の末に新宿で行われた救う会青年の会が行った街頭署名活動。ちょうど北朝鮮の不審船事件があった直後でした。
若気の至りで何気なく参加した皆さんと名刺交換したら、横田滋さんがいらっしゃり、思わず衝動を受けたのを今でも覚えています。
その翌年には「小泉訪朝」。学生時代の拉致問題の話を書くと長くなりますので、改めて書きたいと思います。
拉致問題で安倍総理の責任を問う声もありますが、改めて拉致問題は国民全体の問題であることを記したいと思います。
いまだに北朝鮮系の団体の新年会に出席する地方議員。北朝鮮の支配下にある学校に、文部科学省の要請を無視して補助金を出す自治体。（文部科学省の補助金にも抜け道があり、国費が朝鮮学校に払われていた事例もありました。）トランプ・金正恩の米朝会談の直後には「北朝鮮を信じられないのか。Jアラートの訓練をやめろ」という地方議員がどれだけいたことか。
北朝鮮が「日本は本気で拉致問題を怒っていない」と見ても仕方のない現状があります。
こうしたところにメスを入れられるのは総理大臣ではなく、その自治体の住民です。
今は新型コロナウイルスのために止まっていますが、北朝鮮へのツアー商品が普通に売られている現状など、国会議員に頑張ってもらいたいところはたくさんあります。
まだまだ「在野」が取り組むべきところはたくさんあると思います。
改めて決意を新たにしました。心よりご冥福をお祈りいたします。
さて、かつては拉致問題をテーマにしたドラマが多くの放送局で作成・放送されました。今こそ、再放送してほしいと思い、テレビ局にリクエストを送っています。是非皆様もリクエストを。
北朝鮮拉致・めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる（テレビ東京 平成15年5月14日）
完全再現！北朝鮮拉致“25年目の真実” （フジテレビ 平成15年9月12日）
妹よ！～李恩恵の兄・飯塚繁雄２６年の戦い～ （日本テレビ 平成16年5月17日）
封印された「拉致」 海に消えた真実 ～母・寺越友枝 愛の戦い41年～（フジテレビ 平成16年9月24日）
報道ドラマスペシャル「再会」～横田めぐみさんの願い～ （日本テレビ 平成18年10月3日）
独占取材 北朝鮮拉致 前略 めぐみちゃんへ～横田夫妻、最後の戦い～（フジテレビ 平成31年3月30日）
＜お断り：救う会や党の見解を書いたものではありませんので誤解なきようお願いします。＞