私が高校生の時に放送されたNHK土曜ドラマ「憲法はまだか」を小説化したものです。

 

 

 ドラマはGHQから憲法改正の指示があるところから物語が始まり、松本国務大臣を中心に日本政府案をまとめるまでに至る紆余曲折を描いた第一部、GHQ案をつくつけられてからの日本政府とGHQの攻防や帝国議会でのやり取りを中心に描く第二部で構成されています。

 護憲派・改憲派双方から支持された作品でもあり、 ドラマ自体はまだ権利の問題があってか、DVD化されていません。ぜひこの自粛モードの中、再放送してほしい作品です。