今年の富士見市政が絡んだ10大ニュースをいせだ幸正の「独断と偏見」で選んでみました。

くれぐれも私の「独断と偏見」です。

 

1月

①政党機関紙配達員による暴力事件

 1月5日に政党機関紙の配達員から市役所警備員が暴行される事件が発生。

 これを受けて3月議会には、市民から政党機関紙についての陳情が複数、議会に出されました。これまで庁舎管理規則による届け出がされていなかった議員による政党機関紙の配達・集金について規則の遵守徹底を求める陳情が採択され、4月から同趣旨の対応がされるようになりました。


3月

②防犯計画9年間つくらず

 平成19年に制定された「富士見市安全安心なまちづくり防犯条例」に規定され、策定されることになっているはずの防犯計画が9年間にわたり策定されていなかったことが3月14日の私の一般質問で判明。新聞記事でも大きく取り上げられました。

 

4月

③星野信吾市長引退表明

 3選出馬を周囲は確実視していた星野信吾市長が4月1日の記者会見で、今期限りの引退を表明。市長に近い会派に話があったのも前日ぐらいで、多くの議員も会見の内容を翌日の朝刊で知って驚駭 しました。ここから富士見市政は「夏の陣」へ進みます。

 

④シルバー人材センター合併

 2市1町(富士見市・ふじみ野市・三芳町)のシルバー人材センターが統合し、「入間東部シルバー人材センター」として発足。


⑤南むさしの公園・慶櫻ふじみ保育園などオープン

 ふじみ野地域のお話ですが、南むさしの公園がリニューアルオープン。また新たに慶櫻ふじみ保育園がオープンする等、地域に新しい魅力が加わりました。

 

⑥イムス富士見総合病院・新病棟

 イムス富士見総合病院に新病棟が完成。新病棟には、小児科病棟、脳神経外科・血管外科病棟、循環器内科・心臓血管外科病棟、回復期リハビリテーション病棟等が設けられました。

 この地域の小児医療にとっては非常に大きな意義があります。

 

5月

⑦有安杏果さんら富士見市PR大使スタート

 検索が可能な市議会議事録を見るだけでも、平成15年以来、4人の議員によって繰り返し提案され続けたこの取り組み。10年以上かかり、5月1日の委嘱式で正式にスタートしました。

 有安さんの「富士見市でライブをしたい」という発言は大反響。来年4月に実現する運びになりました。


7月

⑧18歳選挙権スタート!参議院選挙・県議会補欠選挙・富士見市長・市議補選

 18歳選挙元年となった今年。7月10日執行の参議院選挙・埼玉県議会議員補欠選挙から適用されました。この県議補選で金子勝県議が誕生!

 また7月31日の市長選挙では星野光弘新市長、補欠選挙でも草の根新人が当選しました。

 

8月

⑨台風9号水害

 8月22日の台風9号で、市内で床上浸水の被害が発生。私立保育園も冠水の被害に。

 私立保育園の加入している保険では、今回支給される上限が200万円で、到底被害をまかない切れず、支援が課題でしたが、国・県・市や赤い羽根共同募金等からの支援が決まりました。

 また議会の決議を受けて12月議会で条例改正が行われ、床上浸水の被害に遭った世帯への災害見舞金の額が見直され、また遡って支給されることになりました。

 

11月

⑩教科書問題

 全国的に教科書採択をめぐり、教員への教科書会社からの金品・謝礼の授受が問題になりましたが、富士見市でも教科書採択をめぐる問題が。

 教育長が音楽教科書会社の元社員と歳暮の交換をしていた事が判明。(教育長自身は「退社しているので、個人的な繋がりと思っていた」とのこと)

 最終的に「文書による訓告」となりました。