「相性が一番難しいんだよね、占いって。だいたい相性っつっても、血液型に干支、気学、カバラにマヤ暦占い、四柱推命に宿曜占星術、紫微斗数、算命学にホロスコープ、太陽星座に月星座、姓名判断とめっちゃあるよ。」
「カバラって知ってます」
「へーご存知?」
「札幌行ったときに食べました」
「それはタラバ」
この瞬間、占い師ケンジの横にあるマンホールの蓋のようなものがパカンと開いて。
中から
電子音!
クラゲのような宇宙人が
「おしい、おしい、おしい、おしいなー、もーちょっとえ」
ジャーン
引っ込んだ。
「何ですか?」
「あ、オシイ星人、センサーが反応すると出てくるの」
「・・・・」
「社長が作ったんだ。」
「大殺界ってあるでしょ。水星人とか、あれは基本、四柱推命の天柱殺と同じなんだけど。同じもの同士は腐れ縁、縁がめっちゃ濃いの」
「あたしと彼はどうですか?」
ケンジは首を横に振った。
「あと名前の字画で数字の系列が同じだと相性いーね、例えば友美さんは13画、英雄が23画、3系列で名前は体の相性、肉体面。名字の最後と名前の最初の文字は心、ハートを表すんだ」
「彼とは?いいですか?」
ケンジは首を横に振った。
「ま、やっぱ、西洋占星術でいうとこの太陽と月、人生の目的が太陽、月は感情を表すんで月の相性は大切、基本、120度、60度、三角がいいんだよ西洋占星術は」
「あたしは確か乙女だから」
「山羊座、牡牛座、あと蠍に蟹座がいいね」
「彼氏は確か?」
「射手座、90度のスクエア、基本、直角、十字架は良くないね。彼氏は、奔放の射手座に牡羊座の金星ってラブハンターじゃん、セックス表す蠍もかなり強いし、大変だね」
「あたし、もう、やっていけない」
客が涙ぐむ。
「いや、大丈夫だよ、キミは綺麗だし、なんたって若いし、手に太陽線も出てるし」
「本当に?」
「めっちゃ、魅力的だよ、いけてる、長澤まさみも自信失うよ」
そのとき、ケンジはしまった!と思った。
パカンと横の蓋が開いた。
「うわっ、出るな出るな!」
ケンジはパソコンで押さえ込むがっ!
バキッ!
キーボードをぶち破って、
なんと木が、・・・ヤシの木?🌴
伸びて来て傘のように葉が開いた。
そこを小さな小さな、
とっても小さなロボットのブタが🐷
とて、とて、とて、とて、
登って来るのだ
やがて止まり、じっと客を見つめる。
間。
「ブタもおだてりゃ木に登る」
汽笛、ぷおうー🚂
そう、ここはヤッターマン占い
