『古事記ゆる神様100図鑑』、遂に発売！！

出雲、伊勢と続いたこのブログ、昨日とうとう完結しました。

後半はかなり焦り気味。

なぜかというと、松尾たいこさんの新刊

『古事記ゆる神様100図鑑』の発売が迫っていたからです。

この本のために九州縦断神社旅を行い、

本のプロモーションのためにそれを公開するのがこのブログの目的だったのですが、

本の発売にブログがおっつかないではシャレになりません。

ということで、なんとか発売日ギリギリに伊勢ブログが終了し、

今また九州の旅が始まろうとしています。

が、とりあえず、今回は『古事記ゆる神様100図鑑』の内容紹介です。

メインはもちろん神様紹介。

古事記から100柱、古事記に載っていない神様も14柱、

合計114柱の神様が、ゆる～いキャラクターになって登場します。

どんな感じかというと、

こちら、アマテラスオオミカミ。

日本人で知らない人はいないですよね。

日本の最高神です。

今回登場する神様はみんなこんな感じで２～３頭身のかわいいキャラです。

こちら、風の神様のシナツヒコ。

伊勢神宮内宮の風日祈宮や外宮の風宮に祀られています。

かざひの文庫の守護神！

こちらはコトシロヌシ。

恵比寿様としてお馴染み。

釣り好きの漁業の神様。

七福神唯一の日本代表です。

こちらはトヨタマヒメとタマヨリヒメ。

海神ワタツミの美人姉妹です。

トヨタマヒメは山幸彦の奥さんでウガヤフキアエズのお母さん、

タマヨリヒメはウガヤフキアエズの奥さんで神武天皇のお母さん。

こちらはサルタヒコ。

天孫降臨を導いた、道開きの神様です。

鼻が大きいということで、のちに天狗と習合しました。

こういったかわいらしい神様たちがどんな風に構成されているかという、

こんな感じに、アイウエオ順に1神様1ページで紹介されています。

家族関係、祀られている神社、別名、ご利益などもバッチリ。

ご近所の神社の神様がどんな神様なのかこれで調べればすぐわかります。

神社めぐりの際にも役立つ1冊。

そして、『古事記』ってなんか難しそう・・・って人のために、

巻頭で古事記の名場面を10シーン紹介。

こんな感じで、漫画でわかりやす～く紹介しています。

これで、古事記の神話の部分はだいたいわかっちゃいます。

時系列で神話を知ることができるので、神様がばらばらになりません。

その上で、神様系図というのも入れてます。

神様の家族関係を系図でたどっています。

時代の流れと神様の流れがすんなり頭に入るはず。

そして、巻末には松尾さんのオススメ神社も20社ほど紹介。

メジャーな神社からマイナーな神社まで。

で、この神社取材のために、九州に行ったんですね。

今回の九州取材旅の中からも数社セレクトされています。

これがオールカラーで160ページ！！！

講談社さん、ありがとう！！！

カバンに入れやすいコンパクトサイズなので、

神社めぐりのお供に最適です。

そして、ちょっと意外というか、嬉しい誤算というか、

子供がとっても食いつきます。

うちの5歳の娘がこの本大好きです。

古事記の読み聞かせをしているのですが、

この本を見ながらだとイメージがわきやすいようで、

「これはアマテラス、これはスサノオ」なんて、本を見ながら言ってます。

娘のお気に入りはクシナダヒメみたいです。

イギリスの有名な歴史学者アーノルド・Ｊ・トインビーは

「１２、１３歳までに民俗の神話を学ばなかった民族は必ず滅びる」

といっているようです。

お子さんをお持ちの方、ぜひ、この本とともに神話教育を。

ということで、昨日発売。

アマゾンは今日から注文が始まりました。

ぜひ、お手に取ってください。

で、できましたら、アマゾンにカスタマーレビューをぜひ。

よろしくお願いいたします。