出雲 幸せ巡り- 松尾たいこのイラストエッセイ『出雲 幸せ巡り』公式ブログ

出雲 幸せ巡り- 松尾たいこのイラストエッセイ『出雲 幸せ巡り』公式ブログ

松尾たいこのイラストエッセイ第2弾
『出雲 幸せ巡り』の公式ブログです。
取材エピソードを写真と共に紹介します。


$出雲 幸せ巡り- 松尾たいこのイラストエッセイ『出雲 幸せ巡り』公式ブログ

『伊勢で幸せ開き』


発売中(小学館)

Amebaでブログを始めよう!
東本宮の参拝を終え、今度は西本宮へ。

川の反対側へ移動です。

橋を渡って、駐車場に車を停めると目に飛び込んでくるのはまたもや神様像。

今度は天岩戸を投げ飛ばして、アマテラスを引っ張り出した怪力の神様

アメノタヂカラオです。

前日見た夜神楽でも登場しました。


写真撮り忘れましたが、こんな姿だったような。

ちなみに『古事記ゆる神様100図鑑』では、こんな。



マッチョです。

腹筋割れてます。o(〃^▽^〃)o


このときに投げ飛ばした岩戸は長野県まで飛んで行って、

そこが戸隠神社になったそうです。(@ ̄Д ̄@;)

なので、戸隠神社のご祭神はアメノタヂカラオ。

神話が日本中にリンクするんですね。とても面白いです。

戸隠神社は『古事記ゆる神様100図鑑』のおすすめ神社20にも入ってます。

機会があったらぜひご参拝ください。


さて、西本宮です。

こちらはアマテラスが身を隠したという天岩戸(洞窟)がご神体となっていて、

それを拝殿から拝む形になっているんですが、

社務所で申し込みをすると、拝殿の奥の遥拝所まで案内してくださいます。

で、申し込みをしようと思って社務所へ行くと、

ちょうどこれから先に申し込んでいた人たちの遥拝案内が始まるというタイミングで、

申し込みは後でいいから先に行っちゃってみたいな感じになり、

大急ぎでそのそのグループへ。


注意事項などの説明を受けて、お祓いをしてもらい、遥拝所へ。

伊勢神宮の御垣内参拝(正式参拝)もそうなんですが、

普段は入れないところへ入れていただくというのが、ものすごくテンションあがります。

こちら、撮影禁止なので、写真はありません。あしからず。


で、拝殿の奥からご神体の天岩戸を遥拝するんですが、

説明された場所を見ても、木が鬱蒼としていて、見えたような見えないような・・・。

が、そこから二拝二拍手一拝して、お祈りさせていただきました。

神職さんのありがたいお話などもいただき、所要時間は約20分。

当日の申し込みで誰でも案内していただけます。

ドレスコードもなし。無料。(お賽銭はずんでください!)


この天岩戸遥拝だけで、朝からかなりの充実感。

遥拝を終えると、拝殿の隣にかわいらしい神楽殿を発見。

こちら、名前の通り、お神楽の舞台になります。

ステージを彩る紙の飾りがおしゃれですね。

事前に予約をすれば、こちらでお神楽の奉納もできるそうです。

詳しくはこちらを。


さて、こちらの神社、敷地自体はそれほど広くないのですが、

こちらに来て、忘れちゃいけないのが、ここから歩いて数分のところにある、

天安河原です。

天安河原とはアマテラスが天岩戸に隠れたときに困った神々が集まって相談したところ。

アメノウズメがダンスをして盛り上げた場所でもあります。

そんな神話の舞台がここにはあるんですね。


境内から外に出て、一般道をちょっと進んでから、川の方へ下りていきます。


素晴らしい景色が広がります。幻想的ですね~。



川のせせらぎと鳥のさえずり。

むちゃくちゃ癒されます。




で、この先に広~い岩のくぼみがあって、そこが河原になってます。

こちらが天安河原。

西本宮から約500メートルだそうです。

景色が素晴らしいのでそれほど苦になりません。

片道15分くらいかな。


奥に鳥居が見えますね。

これは天安河原宮

ご祭神はオモイカネと八百万の神。

オモイカネっていうのは、知恵の神様で、

アマテラスが隠れたときにいろいろと作戦を考えた神様です。


松尾さんのだんなさんの佐々木さんがモデルです。

もう、佐々木さんにしか見えない・・・。

とっても爽やかで、気持ちのいい場所なんですが、

ところどころ、石が積み重ねてあって、それがちょっと怖い・・・。

なんだか恐山みたいなことになってました。

願掛けしてるんでしょうか。できればやめてほしい・・・。


新緑と川のマイナスイオンに包まれて、気分爽快で、この地を後にします。

再び西本宮の境内に戻り、あらためて拝殿でご挨拶。

とても美しいですね。

もちろんこちらもアマテラスがご祭神です。

神社のホームページでは「大日霎尊(おおひるめのみこと)」となっています。

これはアマテラスの別名です。

「霎」というのは巫女のことを意味します。

「日」の巫女(みこ)。

つまり「ひみこ」ですね。

このあたりは、『古事記ゆる神様100図鑑』を監修してくださった、

戸矢学さんの得意ジャンルです。

興味のある方は戸矢さんの著書をご覧ください。


ということで、九州縦断神社めぐりの旅の2日目の1社目の参拝終了。

お次は天孫降臨神話の神社へ向かいます。

つづく。



絶賛発売中

古事記ゆる神様100図鑑/講談社
¥1,512
Amazon.co.jp


伊勢ISEで幸せ開き/小学館
¥1,512
Amazon.co.jp

~~~~~~~~


 
にほんブログ村


ポチっとお願いします!



~~~~~~~~~

かざひの文庫の本

聖なる国、日本 欧米人が憧れた日本人の精神性/かざひの文庫
¥1,512
Amazon.co.jp


「放射能は怖い」のウソ/かざひの文庫
¥1,404
Amazon.co.jp


大切な人をパチンコから取り戻すために/かざひの文庫
¥1,620
Amazon.co.jp


世界で一番幸せになる! ときめき自分ノート/かざひの文庫
¥1,512
Amazon.co.jp


全国護国神社巡拝ガイドブック~ご朱印めぐりの旅~/かざひの文庫
¥1,512
Amazon.co.jp
健康常識のウソに騙されず長生きするための88の知恵/かざひの文庫
¥1,512
Amazon.co.jp
富士山、2200年の秘密 なぜ日本最大の霊山は古事記に無視されたのか/かざひの文庫
¥1,620
Amazon.co.jp



昨夜のハードスケジュールの疲れも何のその。

朝寝坊もせず、早朝出発です。

まずは旅館からすぐのところにある天岩戸神社です。

こちらの神社は、アマテラスオオミカミがスサノオの乱暴狼藉に怒って、

天岩戸に隠れてしまったという

天岩戸隠れの伝説の地にあります。ヽ(*'0'*)ツ

で、西本宮東本宮と川を挟んでふたつの神社があるんですね。

以前、一度、来たことがあるのですが、

その時はふたつあると気付かず、ひとつしか参拝しなかったので、

初めての神社に胸アツになって向かいます。


まずは、宿に近いほうの東本宮へ。

こちらの神社が僕は初めての方です。

入り口からしてもう素敵な感じが伝わってきます。

厳かな気持ちで進んでいくと、右側になにやら怪しげな像が・・・。

アメノウズメです。

アマテラスが天岩戸に隠れたとき、

このアメノウズメが岩戸の前で踊り狂い、神様たちが大盛り上がりして、

「?」と思ったアマテラスが岩戸をちょっと開けたときに、

アメノタヂカラオが扉を投げ飛ばして、アマテラスを岩戸から引っ張り出したとされています。

アメノウズメは天岩戸開きに功績のあった神様なんですね。

前日に見た高千穂神社の夜神楽にも登場したので、見覚えありました。


この神様像、人が来るとゆっくりと回りだします。

ちょっとビビります。

「29番」というのは、全部で33番まである高千穂の神楽の舞の順番です。

このひとつ前の「28番」がタヂカラオになります。


アメノウズメは芸能の神様で、松尾さんのお気に入り。

『古事記ゆる神様100図鑑』では、このように描かれました。



方乳出してます。

この神様、『古事記ゆる神様100図鑑』では、カバーにも登場。



本のカバーにおっぱい。

『週刊プレイボーイ』でもできないことを、

さらっとやってしまうこの大胆さ。(デザイナーのOさん、ナイス)

講談社の校閲さんから何か言われるかな~と思ったのですが、

スルーでした。


ちなみに、この天岩戸隠れのシーン、

『古事記ゆる神様100図鑑』の巻頭の古事記名場面でも描かれています。

右側にいるのは知恵の神様のオモイカネ

誰かに似てませんか?

実は、松尾さんのだんなさんの佐々木さんがモデルです。

言われてみると、似てますよね。


閑話休題。

アメノウズメと記念写真を撮って、鳥居をくぐります。

その先にはゆるやかな階段。

朝だからだーれもいません。

静かで、清らかで、実に気持ちがいい。o(〃^▽^〃)o

階段の先にご社殿が見えてきました。


もちろんご祭神はアマテラスオオミカミです。

この場所は天岩戸と伝わっている洞窟の上の方にあって、

岩戸から出られたアマテラスが最初にお住いになったこの場所なんだそうです。


森の中にあって、下には川が流れていて、清々しいこと清々しこと。

美味しい空気とマイナスイオンをたっぷり吸収しました。

きれいな御社殿でした。


こちらの参拝が終わると、川を挟んだ反対側へ移動。

そこには天岩戸神社西本宮があります。

つづく。



絶賛発売中

古事記ゆる神様100図鑑/講談社
¥1,512
Amazon.co.jp


伊勢ISEで幸せ開き/小学館
¥1,512
Amazon.co.jp

~~~~~~~~


 
にほんブログ村


ポチっとお願いします!



~~~~~~~~~

かざひの文庫の本

聖なる国、日本 欧米人が憧れた日本人の精神性/かざひの文庫
¥1,512
Amazon.co.jp


「放射能は怖い」のウソ/かざひの文庫
¥1,404
Amazon.co.jp


大切な人をパチンコから取り戻すために/かざひの文庫
¥1,620
Amazon.co.jp


世界で一番幸せになる! ときめき自分ノート/かざひの文庫
¥1,512
Amazon.co.jp


全国護国神社巡拝ガイドブック~ご朱印めぐりの旅~/かざひの文庫
¥1,512
Amazon.co.jp
健康常識のウソに騙されず長生きするための88の知恵/かざひの文庫
¥1,512
Amazon.co.jp
富士山、2200年の秘密 なぜ日本最大の霊山は古事記に無視されたのか/かざひの文庫
¥1,620
Amazon.co.jp






宇佐神宮の参拝を終え、あわただしく出発です。

予定では16時半出発だったのですが、すでに17時を回っています。

次は20時から高千穂神社で夜神楽を見ることになっています。

なので遅れることはできません。焦る焦る。


ここ、宇佐って、鶏のから揚げの発祥の地なんですってね。

やたらから揚げ屋があったので、なんでかな~と思ってました。

が、そんなから揚げもつまみ食いすることもなく、

目指す高千穂へいちもくさん。

ここから高千穂までは今回の旅で最大の難所となっています。

そう、山道です。それを3時間。(((( ;°Д°))))

山道に入るまで助っ人かよちゃんは温存することにし、

まずは松尾さんの運転です。

最初のうちは普通の田舎の国道って感じの道をのんびりドライブ。

宇佐は田舎暮らしをしたい人に一番人気のある街だそうで、

のどか~な感じの道が続きます。

交通量もそんなにないし、運転も楽勝。

が、そのうち、だんだんと山方向へナビが誘導していくことに。

そろそろ運転を代わろうということで、次のコンビニまで、といってたんですが、

そのコンビニがなかなか現れず、このままでは松尾さんが山道に!

なんて不安を抱きつつ、だんだんと日が落ちてくるのでした・・・。


で、なんとか、コンビニを見つけ、

そこで今夜の寝酒用のアルコール類やおつまみなどを購入し、

助っ人かよちゃんにドライバー変更。

そして一本道は山へ山へと。

最初のころは、「うわ~、緑がいっぱいで気持ちいいね~

なんて言ってたんですが、

やがてそのあまりの悪路に口数が少なくなる3人。

道幅狭い、対向車来たら怖い、ガードレールが壊れてる、

なんか軽く土砂崩れしてる、だんだん暗くなってきて街灯ないし、

この道ほんとにあってんの? みたいな。

仕事の電話が携帯にかかってきて話してたんですが、

電波も届かなくなり、電話も不通に(ソフトバンクね)。

「これ、わたしだったら絶対無理」と松尾さんがいうような状態で、

助っ人かよちゃんもさすがにビビり気味。(ノ_-。)

すっかり笑顔が少なくなりました。


そんな道を2時間以上も走り、なんとか目的地の近くへ。

時間は20時近くになってます。もうすっかり夜。

で、なんとか高千穂神社に到着です。かよちゃん、グッジョブ。ありがとう。

神社の駐車場から夜空を見上げると、鳥居の上にお月様。

なんとも幻想的です。

駐車場は広くて、観光バスなんかも停まってます。

夜神楽、人気なんですね。


20時を少し回っていたので、ちょっと焦りつつ、鳥居をくぐり境内へ。

御本殿に軽くご挨拶をして、会場へ向かいます。

夜神楽は予約は必要なく、毎日やってるので、いつ行っても見ることができます。

入口で入場料を支払い、会場へ。

始まったばかりといった感じでした。何とか間に合いました。

ご覧の通りの大盛況で、100人以上はいたと思います。

演目は全部で4つで、こちらは天岩戸開きのシーンです。

手力雄(タヂカラオ)の舞。

アメノタジカラオですね。


『古事記ゆる神様100図鑑』では、こんな風に描かれてます。

舞の場面では白い顔してるんですが、

岩戸開きの場面になると赤い顔に変わりました。

高千穂神社の夜神楽に関してはこちらをご覧ください。


こちらの勇壮な天岩戸開きの場面が終わると、

次の演目は打って変わって和やかなものになります。

夫婦和合をお祈りしたちょっとエッチなやつ。

イザナギとイザナミです。

で、この演目の終盤に、酔ったイザナギが会場に降りてきて、

見物客の女性にちょっかいを出すというのがお決まり。

物色するイザナギ。



近い!

松尾さんに近づいて行ったので、

からまれるんじゃないかとひやひやしましたが、無事でした。

いじられた外人さん、おお喜び。ヾ(@°▽°@)ノ

たっぷり1時間堪能させていただきました。

こちら毎日20時から21時まで、どんなにお客が少なくてもやってるそうです。

700円。


ちなみにこちらの夜神楽は観光用のものですが、

高千穂の各集落では毎年11月中旬から2月上旬まで、

公民館などで一晩かけて神楽を奉納するそうです。

さすが神々の里ですね。


さて、これでようやく宿に行けます。

通常は夕方6時か時くらいから食事をして、

そのあと8時から夜神楽鑑賞という流れなんですが、

時間がなかったので先に夜神楽、その後でチェックインして食事という、

変則的な時間割になってしまいました。


宿泊したのは天岩戸のすぐそばの「花旅館 岩戸屋」さん。

荷物を置いたらすぐにお食事です。

まずはビールで乾杯。

いや~うまかった。ヾ(@^▽^@)ノ

で、お料理なんですが、正直言うとあんまり期待してなかったんですが、

これがこれが。

山の幸を上手にアレンジした、素晴らしく繊細で、美味しいものばかり。

近くに海もないのに刺身とか出されるとちょっとがっかりするんですが、

ここはそういったものは一切なく、あるもので勝負。

こんにゃくとか、山菜とか、川魚、煮物、

それになぜかビーフシチュー(これがすごい美味しかった)、

いや~、最高でした。

お二人が部屋に戻った後も、ひとりチビチビお酒を飲んで、

至福の時間を過ごさせてもらいました。( ̄▽+ ̄*)


花旅館というだけあって、館内のいろんなところに野の花がいけてあり、

これがまたいい感じ。

こちらは朝ご飯。

これまた、胃に優しそうな、それでいて、食欲もそそられる、

素敵な朝食。


お部屋の窓を開けるとこんな景色が広がり、

いや~、最高です。



こちら、出発前の松尾さん。

満足の笑顔。

次回も必ずここを予約しようと思いました。

ほんと、おすすめです。


つづく。



絶賛発売中

古事記ゆる神様100図鑑/講談社
¥1,512
Amazon.co.jp


伊勢ISEで幸せ開き/小学館
¥1,512
Amazon.co.jp

~~~~~~~~


 
にほんブログ村


ポチっとお願いします!



~~~~~~~~~

かざひの文庫の本

聖なる国、日本 欧米人が憧れた日本人の精神性/かざひの文庫
¥1,512
Amazon.co.jp


「放射能は怖い」のウソ/かざひの文庫
¥1,404
Amazon.co.jp


大切な人をパチンコから取り戻すために/かざひの文庫
¥1,620
Amazon.co.jp


世界で一番幸せになる! ときめき自分ノート/かざひの文庫
¥1,512
Amazon.co.jp


全国護国神社巡拝ガイドブック~ご朱印めぐりの旅~/かざひの文庫
¥1,512
Amazon.co.jp
健康常識のウソに騙されず長生きするための88の知恵/かざひの文庫
¥1,512
Amazon.co.jp
富士山、2200年の秘密 なぜ日本最大の霊山は古事記に無視されたのか/かざひの文庫
¥1,620
Amazon.co.jp