長年、社会人をやっていれば、どうしても「相性」の悪い人とも出会わざるを得ない。
基本的には人見知り気味、いや、あきらかに人見知りするほうなので、それなりの「技」でいろんな出会いのシーンをかいくぐってきているが、人と出会うのは苦手。
いい年こいてそんなこと言ってられないから、仕事となれば「技」をつかってまったくそんな気配を感じさせないけども、ねっからの人見知りは直しようがない。
でも、
ドラマを書く時には、人間観察ができることはかなり大事で、人見知りなのが役に立つ。人見知りだと相手のことをすごく観察するし、言動ひとつとっても、使う単語や語調、しゃべりはじめの言葉なんかはしっかり記憶に残るし、ひとそれぞれ特徴がある。
昨日もある打ち合わせ。
メンバーは技術屋さんばっかり、若手、中堅、いろいろ。
プライドが高いのかマウントとられまいと防御姿勢の人がいたりして面白い。
防御姿勢といっても、攻撃してきて防御する。頭のいいやり方。
なるほどなぁ、と、ついついドラマの中のキャラクター像として脳内でメモしてしまった。
そして、きっと悪い人じゃない。だから面白い。人間って簡単じゃないし、でもすごくわかりやすく隠そうとしていることが表にでてたりする。
ニマニマしてたのが顔にでてなかっただろうか。
ちょっと心配。