たまには真面目な話 1
このブログを始めてから殆どI.S.C.(イサ スポーツ カイロプラクティック)について書いていないので今日はちょっと書いてみようと思いました。
自分のクリニックの名前にも書いてありますが、僕の専門はスポーツカイロプラクティックです。アメリカでカイロプラクティック、アスレチックトレーニングとスポーツカイロプラクティック(卒後教育でこの分野を選び、トレーナーとカイロプラクティックを勝手に合わせて呼び名を付けた訳ではありません)の勉強をしてきました。
今回はI.S.C.がどの様に運動選手に施術をしていくかを説明します。運動選手以外の施術は次回以降に書きますね。
運動選手の場合は他の患者さん達との大きな違いは
1)怪我をしてから日常生活が出来るようにするのでは無く「出来るだけ早く元の競技レベルに戻す。」
と
2)どこも痛くは無いがより「良い成績が出るようになりたい。」
ですね。
1)の場合。
怪我が急性(突然ひねったり、ぶつける場合が多い)なのか慢性(使いすぎの障害)かを判断しないといけません。ここで難しいのが「練習量を如何に落とさずに症状を改善するか?」でしょう。
怪我をしたら休むでは別にスポーツ専門の所に行かなくてもいいので意味がないです。
練習を休めば心肺機能、筋力、柔軟性等全ての能力の低下が起こります。
なので如何に患部を悪くさせないで運動を処方できるかがポイントになります。
よく急性障害にはRICE(氷で冷やして患部を心臓より高い位置に上げラップで圧迫/サポートする)と言いますが、それでは不十分です。少なくてもI.S.C.では不十分です。
僕達アスレチックトレーナーは(僕が勝手にそうしているだけかもしれませんが)誰よりも後に「安静にして休んで下さい。」と言い、誰よりも先に「ではリハビリを始めましょう。」と言います。
だから場合と度合いによっては怪我した直後からリハビリを開始し、最低でも健部(健康な部位)の運動は出来るだけ高いレベルで行います。
リハビリも一般的な運動からそのスポーツ、そのポジションにあった運動に変えていき怪我の再発がないように最善の手を尽くします。怪我を繰り返す運動選手のリハビリに多いのは筋力と柔軟性だけに重点を置いて選手が競技に必要な運動をリハビリに取り入れていないのが大きな原因です。
2)の場合は1)より更に大変です。より細かい所をチェックしないといけません。
この場合はコーチ、選手、栄養士など様々な人達の協力が必要ですが今日は僕の仕事だけを書きますね。
より良い成績を出す。という事は他の言い方をすれば「より良く身体が動く様にする」だと思います。それは無駄の無いフォーム、より早いテンポ、より大きいストライド、より良いバランス等です。
そこでI.S.C.では2)場合の初回検査時に色々と身体を動かしてもらい
必要な筋肉は十分に動いているか?
余計な筋肉に力が入っていないか?をみます。
一般的に今の運動選手は筋トレを取り入れている人が多いので筋力は非常に強いです。しかしその筋力を上手に使えるようにするコーディネーションのトレーニングはまだ不十分なので上手く筋力を運動に使えないように思えます。
そこで僕は最初に自重(自分の身体の重さ)でトレーニングを始め、徐々に難易度と負荷を高くしていき、更によりその人の競技に必要なトレーニングへと繋げていきます。
そして怪我の予防、成績アップに必要なのが
「正しくバランスの取れた姿勢」です。
前後左右の筋肉のバランスが取れていないと
猫背、頭が前に出ている、腰が引けている、背中がそりすぎている、ガニマタ、内股、左右の肩の高さが違う、頭が傾いている、、、が起こります。
一見スポーツには関係ないかと思いますが関係あります。
日頃から筋肉のバランスが悪いと身体に負担がかかり怪我をしやすくなります。しかもバランスの悪い身体だと真っ直ぐに走れなかったり、フォームが安定しなかったするのでタイムロスや左右非対称として減点されやすくなります。
そしてここからがカイロプラクティックの考え方が入ってきますが、幾ら筋肉のバランスを取ろうとしても骨格自体が歪んでいたり、ズレていると効果が出にくいです。
関節可動域の減少や左右不対象はマッサージやストレッチだけよりカイロプラクティックアジャスメントで矯正した方がより効果的です。
大分長くなり、何がなんだか分からなくなってきたので最後にまとめると
I.S.C.では運動選手に対して積極的にリハビリを行い、競技復帰や成績向上の為に必要な競技ごと、種目ごとのプログラムを組み、筋肉と骨格にアプローチして身体バランスを整えます。
以上が運動選手編でした。
次回はI.S.C.の子供、老人、社会人(のどれか一つ)に対する施術の考えと内容を書きます。
いつになるかは分かりませんが、、、。