モーリスW-45Hの全面のクリーニングはまずフレットから


指板にマスキングテープを貼りフレットを研磨。




フレットのくすみが取れピカピカになった。


指板は汚れを取ってから蜜蝋を塗りました。






ペグのつまみを800~1500番で磨いた。


輝きを取り戻したペグはヘッドを引き立てる。




サイドも見事に艶が出た。


塗装はポリウレタンなので汚れ落としは台所用洗剤を使っても大丈夫。


問題は裏




見事な白濁。


汚れは取れたがこの白濁が問題だ。


この白濁を薄くする方法があるらしい。


中々の荒治療だがこれはチャレンジしてみようと思う。


それにはアイロンが必要で我が家には存在しない。


まずはそこから用意しなければならないようだ。




サドルを削って弦高を下げベストの弾きやすさになった。


クリーニング後、絃を張って音を出してみると・・・


初めは音が安定しなかったが翌日からは見事な音を奏でている。


40年近く眠っていたギターが蘇った。


音は低音が太く中高音の倍音成分が心地良いモーリスサウンドだ。


モーリスは弾いていて本人が気持ち良い音がする。