阿像の頭には角がある。
身体の作りはあ・うんとも同じ割で彫られているようだ。
足座の尻尾周りの形も同じに角を丸く加工している。
細身ながらバランスのとれた狛犬になっている。
岩津天神の狛犬とは違う作りをしている所が見事だ。
私が一番関心した所は・・・・
雄、雌を作り分けているところ。
これは吽像が雄になっているので間違いではない。
この時代の岡崎の石工がこの部分を彫り分けていたことに驚いた。
作りはけして上手ではないが充分に想いが込められているようだ。
こう言う狛犬には共感してしまうね。
三州型が登場する前の狛犬は個性があって楽しめる。