天使:「4歳馬が3頭、5歳馬が1頭、6歳馬が3頭、7歳4頭、8歳4頭、9歳1頭。16頭中7歳以上が半数以上と、容易でない数やな。ま、現実に過去10年のデータからは7歳馬の複勝率は23.5%(4歳41.7%・5歳23.3%・6歳20.0%)、5・6歳より若干高いわけや。8歳馬も8.7%。これは1月の競馬。馬の年齢が上がったばっかりというのもあるわな。確かに、7歳馬いうてもひと月まえは6歳。3走連続重賞2着のドゥラドーレス、前走・鳴尾記念3着のマテンロウレオの7歳組。重賞1.1.1.6のチャックネイト、重賞3勝のノースブリッジ、侮られへん8歳馬もいてんねんけどな。予想の主流からは外されがちの7歳馬・8歳馬をどう扱うか?が今回の焦点ちゃうか」

 

悪魔:「それは言えるかもね。それと、このレース、逃げるんはアウスヴァールやと思うけど、あとを競りかけるような馬がいてへん。チャックネイト、マイネルエンペラー、ジョバンニ、マテンロウレオ、ノースブリッジ、ショウヘイと前に行く馬はいてるけど、基本は好位からやからね。スローなら2,3番手にもつける……という感じやから。7歳馬でも、いま現在1番人気のドゥラドーレスや、4番人気のディマインザキッド、差し馬にはしんどい展開になるんかな」

 

 僕:「いや、向こう正面あたりから早め捲りで知られるファウストラーゼンの捲り。ドゥラドーレスも中団あたりから捲って、早め3,4番手の勝負に出るはず。前にいるショウヘイやジョバンニも、後ろからの捲りに合わせて動くタイミングを待っているはず。出だしはスローな展開でも、後半、早めに動きがあって5ハロン、4ハロン勝負になれば、後方差しの馬でも届くのでは。 ファウストラーゼンの捲りがあれば、中心はドゥラドーレス、ディマイザキッド。捲りがなければ、ショウヘイ、ジョバンニが有利に運ぶか。 7歳だが、まだ12戦のドゥラドーレス。重賞は毎日杯3着、菊花賞4着、23年・24年はそれぞれ1走のみ、25年は小倉日経賞(オープン)1着のあと、エプソムカップ(G3)2着、七夕賞(G3)2着、産経オールカマー(G2)2着。外せない存在。 ディマイザキッド5歳はサンデーサイレンスの3×4、ブライアンズタイムの3×4、2頭の大種牡馬の18.75%、『奇跡の血量』を持つ馬。血統的に注目大の馬。3勝クラスを卒業したのは4歳2月だったが、その後、新潟大賞典8着、函館記念4着、毎日王冠4着、アルゼンチン共和国杯3着。着実に実力アップして来た馬。差せる流れになれば、一気突き抜けも。 4歳ショウヘイは京都新聞杯1着、ダービー3着、神戸新聞杯2着。瞬く間に3歳トップクラスに上り詰めたが、菊花賞14着。距離3000mは、正直、長かったようだ。京都新聞杯勝ちの距離、芝2200mで再出発。 2歳G1のホープフルS2着のジョバンニはクラシック路線で期待されたが、皐月賞4着、ダービー8着、菊花賞8着。G1で大負けはないが、やや頭打ち状態。距離2200m、ホープフルS2着・皐月賞4着の中山G2なら、大いに期待できるか。 レースの流れを変えそうな大捲りを打つファウストラーゼンだが、ダービー以来、7カ月半以上の休養明け。最終追い切りは高評価なんだが、長期休養明けで走れる馬ではないように思う。ここは、レースの流れを演出するだけ。直線は脚が止まると見た。 途中から速くなった展開の中で、好位の内でじっと脚を溜めていそうなのがマイネルエンペラー。去年の日経新春杯を5番手、4番手から3着。中団待機から1着のロードデルレイ、後方から差して2着のショウナンラプンタ。その中に合って、唯一好位から残した馬。今回も同じパターンで活躍しそう。 あと1頭はやはり好位で勝負するマテンロウレオか。7歳だが、前走の鳴尾記念0.3秒差3着。14頭立て9番手追走から差したもの。去年のアメリカジョッキークラブカップは3番手から4コーナー5番手で、勝ったダノンデサイルの0.1秒差2着。先行・好位からでも中団後方からでも、展開に合わせて走り切る能力はありそう」

 

天使:「そうかぁ。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、③④⑤⑨⑫⑭、30点×100円。

3連複ボックス、③④⑤⑨⑫⑭、20点×100円。

3連単、ショウヘイ・ドゥラドーレス2頭軸マルチ⑨⑭-③④⑤⑫、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ。ほな、それでいこか。ではでは」

 

天使:「去年から始まって第2回目となる小倉牝馬S。重賞実績豊富な馬から3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬まで、ホンマ、いろんな状況の馬、フルゲート18頭が揃た牝馬のハンデ戦。正直、難解やで。第1回の去年も18頭立て。小回りコース、開幕週だけに先行有利と見たか?人気薄のベリーヴィーナスが3ハロン33秒9、1000m通過57秒7というとんでもないハイペースで逃げて、完全な差し馬ペースになった。ま、今回はそこまでのハイペースにはなれへんやろうけど、内からテレサ、アレナリア、インヴォーグ、タクシンイメル、エリカヴィータ、クリスマスパレード、レディーヴァリューと、前行く馬は多いねんな。ペースは結構、流れるんとちゃうかな」

 

悪魔:「小倉は小回りやし、『とにかく前で勝負!』て考える厩舎がそろたら、去年みたいに『差し馬に利』かな。ここは、クイーンS2着、札幌記念2着、エリザベス女王杯5着と、重賞、G1で力を見せているココナッツブラウンの差し脚を信頼やね。それと、クイーンS5着、福島記念3着と勢いに乗ったパレハの『切れ味』も、ここでは期待。8枠17番でどうかな?という気はせんでもないけど、紫苑S2着、秋華賞4着のジョスラン。まだ6戦目、これからの活躍が大いに期待できそうやね。全兄がG1・3勝のエフフォーリアやしね」

 

 僕:「確かに、『差し展開』と考えたらココナッツブラウン、パレハ、ジョスランは外せないかな。 もう1頭、フレミングフープも、3勝クラスを勝ったばかりだが、『切れ味』鋭い差し馬。前走、ユートピアSで見せた上がり3ハロンは32秒9。フレミングフープの馬主は金子真人ホールディングスで、セレクトセールのセリ価格は2億2000万円。ハンパない期待感で金子氏に買われたんだろうね。  あと、アナ馬として、重賞好実績はここではトップクラスなのに、人気の下がっている2頭、クリスマスパレードと、ボンドガール。 クリスマスパレードは3歳時、紫苑S1着、秋華賞5着。古馬になってG1への期待が高かったが、中山金杯4着、中山牝馬S3着、ヴィクトリアマイル9着、クイーンS9着、福島牝馬S6着。すっかりG1への期待は無くなった感じ。ここ3走は逃げ・先行は見られなくなったが、前走の福島牝馬Sは好位から勝ち馬に0.5秒差6着。そう負けてはいない。まだ5歳、力が衰える年齢ではない。このメンバーならいつ復活しても不思議ではない。 同じことが言えるのが5歳ボンドガール。G1も含めて重賞13戦0.6.1.6。ここ3戦9,11,11着。いままでのボンドガールには考えられない惨敗の繰り返し。重賞で1,2番人気の常連が、いま現在、9番人気。『美浦での追い切りは良かった』と語る手塚貴久調教師。前走ターコイズSは11着とはいっても勝ち馬からは0.5秒差。復活への期待は捨てきれない」

 

天使:「なるほどな。アナ狙いでいま現在1番人気・5番人気を切るか。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、③⑧⑨⑭⑯⑰、30点×100円。

3連複ボックス、③⑧⑨⑭⑯⑰、20点×100円。

3連単、ココナッツブラウン・パレハ2頭軸マルチ⑧⑨-③⑭⑯⑰、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ。ほな、それでいこか。ではでは」

 

天使:「重賞実績に不安のある人気馬。血統と戦歴の安定性からゲルチュタールを信頼したんは良かったし、前走・中日新聞杯を1番人気で7着のファミリータイムが11番人気まで落ちて『即座に買い』も大正解。重賞好実績のある馬を狙たんやけどな。ライラック、サブマリーナ、オールナット、その次がリビアングラスやったけど、そこまでは押さえられへんかった。展開考えたら押さえるべきやってんけどな。ここまで先行ペースになるとは思えへんかった。残念。馬単3,210円のみのゲット。年間トータルは、馬単-8,790円、3連複-8,000円、3連単-9,600円」

 

悪魔:「ゲルチュタールは叔父にホープフルSを勝ったキラーアビリティがいてる血統。これまでの重賞は京成杯10着、青葉賞3着、菊花賞4着で、重賞以外は5戦4.1.0.0、4歳は『G1制覇』も狙える器やからね。ま、力通りの勝利。クビ差2着のファミリータイムは、前走の中日新聞杯が1番人気に支持されたのに7着。そやからいうても、ここで11番人気は人気落ち過ぎ。タイム差は勝ったシェイクユアハートから0.5秒差と、『惨敗』というほどでもないし。上がり3ハロンも芝2000mで33秒8。『切れ味』で勝負する馬でないだけに、『切れ負けた』感じかな。とにかく、この人気落ちぶりは『買い材料』。今回、逃げ馬不在で、スタート時はゲルチュタール、ファミリータイム、ヤマニンブークリエの3頭が並び、1コーナーでファミリータイム、ゲルチュタール、2コーナーを回ってからはファミリータイムが3馬身の単騎リード。他の馬は1番人気のゲルチュタールをマークするはずだから、ファミリータイムには最良の展開になった感じやね。3着も3番手追走のリビアングラスが粘り込んで、最初の3ハロン35秒9、上がり3ハロンが34秒4やから、完全に先行馬ペースになってしもたね」

 

 僕:「後ろからでは、4コーナー9番手から差したマイネルケレリウスだけ。5着ドクタードリトル(4番手)、6着コーチェラバレー(6番手)、ヤマニンブークリエ(4番手)、好位組が占めた。最後方から行った2番人気のシャイニングソードは33秒4、最速の上がりを見せながらも8着が精一杯だった。これほどまでに展開に左右されたレースは珍しい。展開が違ったら、かなり着順も変わりそうなレース。そんななかで次走に期待は、中団後方から内を通ったとはいえ4着まで差して来たマイネルケレリウス。6歳、続けて好走を見せられるか?は疑問だが、調教評価も高かった馬。連続好走はあり得る、か。そして、上がり最速だったシャイニングソード。もっと前、好位か中団には付けられると思っていたが、『どうしても後ろからになるこの馬にとっては、いまの馬場は全く無理ですね』と鞍上・川田将雅。前には行けないよいうだ。素質は有り余るものがあるはず。普通にスタートで中団あたりに付けられるようになれば」

 

天使:「なるほどな。スタート行かれへんでも途中から捲るなど、なんとか作戦に合わせて馬を変えて行くとか。素質があれば対応もできるやろ、とは思うけどな。ほな、このへんで。ではでは」