天使:「新潟大賞典は前走着外の馬がほとんど。馬券圏内に来てたんが、リステッド競走・大阪城S3着のグランティアだけやったもんな。ホンマ、好調度合いがわからず難しいレースやった。そんな中で1着がグランティアやて、これはわかりやすすぎるやろ。(笑) そんな感じやから、『好調さでハンデを克服』なんかしにくいと感じて、アナ馬にハンデ最軽量馬53㌔のフクノブルーレイク9番人気を抜擢したら、見事、3着。1着グランティア、3着フクノブルーレイクは良かってんけどな。2着に12番人気のバレエマスターやて。今の新潟、直線、外に広がる『外差し』馬場。6枠11番、ハンデ55㌔の差し馬バレエマスターには『持って来い』の条件やってんけどな。他の差し馬に目が行ってしもた。2年ぶりでも2番人気になってるシュガークンなんか、悪いけどアッサリ切って正解やってんけどな。ヴィクトリアマイルは前哨戦の阪神牝馬Sを見て、エンブロイダリーとカムニャックの強さを確認。ひょっとしたら、3番目の馬に波乱の気配があるか?思たけど、結果は3着に3番人気のクイーンズウォーク。馬単810円、3連複1,530円、3連単3,670円、オールゲットやけど、馬単・3連複はトリガミ。ま、しゃーないかな。年間トータルは、馬単-19,130円、3連複+20,990円、3連単-7,320円」
悪魔:「新潟大賞典はシュガークンやセキトバイーストなど4,5頭が好スタート。内からラインベックが出て来て先頭切って、3ハロン35秒9。速いペースやなかったけどね。淡々としたペースで直線に入ってから、全体に大きく外へ広がった。さすがにそうなると、外に出した馬の伸びがええ。馬場の8分どころから伸びて来たんがグランディア、フクノブルーレイク。2頭の間を割るか、バレエマスター。馬場の5分どころからドゥラドーレスが先に伸びて来てたけど、伸びの鋭さは外やった。結局、クビ、クビ、クビ差の大接戦。1着グランディア、2着バレエマスター、3着フクノブルーレイク、4着ドゥラドーレス。『外差し』の馬の勝負になったね」
僕:「3番枠のグランディアは上手く外まで持ち出せた。6番枠のドゥラドーレスは外に持ち出せ切れなかった。その差かな。ホント、この時期の新潟中距離のレースはこうなる。7歳にして重賞初勝利をつかんだグランディア。ディアデラノビアの仔として期待されただろうが、3歳秋からセン馬となって、気性的にかなり苦労をしたようだが……7歳、よく頑張って重賞勝ち馬になったもんだ。同じ7歳、1番人気だったドゥラドーレス。4連続重賞2着から、0.1秒差5着、0.2秒差4着。決して悪い走りではないハズ。だけど、勝てない。『重賞未勝利で58㌔のハンデは重かったですね』と、鞍上・C.ルメール。2歳下の半妹はG1・3勝のレガレイラ。この馬も、凄い重荷を背負った7歳馬なのかも」
天使:「ホンデ、ホンデ、日曜日はヴィクトリアマイルや。断トツ1番人気はエンブロイダリー。先行・好位の脚質から、アイサンサンが多少速いペースで逃げても、直線、早めに先頭。マークしてるカムニャックも負けじと、一騎打ち勝負。このペースアップ勝負が波乱。ゴール前で後ろから飛んで来るのは……思たんやけどな。スタートでアイサンサンが出遅れ。野望はほぼ消滅や」
悪魔:「アイサンサンが行けへんかったら、先頭はラクにエリカエクスプレス。3ハロン・34秒6は緩いペース。勝ちタイムが1分30秒9と速く、レースの上がり3ハロンが33秒6やねんから、完全に前の馬のペース。6番手好位から差し切ったエンブロイダリー1着、7番手から2着に上がったカムニャック、中団10番手からゴールギリギリで3着に飛び込んだクイーンズウォーク、さすがの人気通りの決着やった。1,2,3番人気の実力発揮やね。ただ、クイーンズウォークは、内で粘るエリカエクスプレスとほぼ同時に見えた。一瞬、『保険にかけたような本命馬券も外れたか』思たけど、写真判定の結果、『7』でホッとしたわ」
僕:「エンブロイダリーは鞍上・C.ルメールが『直線の坂を上がって手応えがとても良かったので、これなら勝てると思いました。後ろの馬たちの気配はあまり感じませんでした』と語るように、カムニャックの追い上げも気にせず、勝利を確信して悠然と追い出した感じだね。現実にカムニャックに1馬身4分の1差、完勝だ。カムニャックも阪神牝馬Sでマイルでも好位に付けられることを証明。今回でもスタートはエンブロイダリーよりも前だった。完全マークでゴール前の勝負に持ち込もうとしたんだろうけど、マイルではエンブロイダリーの方が上だったね。パドックからテンションが上がることが唯一の懸念だったけど、それもクリアしてエンブロイダリーとの勝負に持ち込んだけど、完敗の2着。去年、クビ差2着のクイーンズウォークには、ちょっとタイムが速すぎたか。カムニャックと同じ33秒1の上がりで突っ込んで来てはいるんだけどね。これ以上の切れは出せそうにない。後続からでは、4コーナー12番手から32秒9の上がりで、クイーンズウォークのハナ、アタマ差5着に突っ込んだココナッツブラウンが最良の脚。それでも3着に際どいまでだからね。今回のヴィクトリアマイルは、アイサンサンの出遅れが展開を大幅に変えてしまった……一面ももあるかな。ま、予期せぬことが起こるのも競馬。毎回、毎回、違うんだよね」
天使:「なんか、わかったようでわからん言葉やけどな。ま、それでも競馬は続くんよ。ホンデ、われわれは競馬から抜け出されへん。抜ける気もないけどな。今週はオークスや。ほな、このへんで。ではでは」