天使:「土曜日の夜から日曜日終日雨予報の新潟競馬場天気。これは重馬場確定やな。有力馬の中で『重馬場は……』と思われるのは、いま、1番人気のダノンセンチュリーや。重馬場のスプリングSで3番人気・0.8秒差10着。『馬場に脚を取られていました』とは、鞍上・戸崎圭太。このレースの中心的存在だけに、ホンマ、ダノンセンチュリーをどうするか?難しいところやで」

 

悪魔:「ダノンセンチュリーは、まだ7戦しただけで4.1.0.2。着外は重賞でスプリングS10着と、前走の京王杯スプリングカップ・2番人気・0.6秒差9着。他のレースは逃げて、先行して33秒台の上がりで勝つ、または、後方待機から32秒3,32秒6,32秒7の上がりで2,1,1着。セレクトセールで2億3100万円の馬、それを物語るかのような派手なレースっぷりを見せて来た馬やからね。普通に考えたら、スピードが殺される重馬場は辛い……と見るのが当然やろうけど、なんか、そんな苦境もアッサリ乗り越えそうな『大物』にも思える。わからへんわ」

 

 僕:「重馬場のスプリングSも0.8秒差、前走の京王杯スプリングカップは0.6秒差。ダノンセンチュリーにとっては、十分、リベンジを狙える着差。不安はあっても、完全に外せる材料でもないかもしれないね。ダノンセンチュリー、中心には推せないけど、完全に外すワケにはいかない馬。 ここ、時計のかかる馬場になれば注目したいエルトンバローズ(59㌔)、シリウスコルト(58㌔)、トップオブライト(牝馬で56.5㌔)といるんだけど、ハンデ戦で斤量が気になるんだよね。そこで、実力評価高く、斤量重くなく、道悪を苦にしないだろう(真偽はまだわからない)、サンダーストラック、アンパドゥに狙いをつけてみた。 サンダーストラックは3歳馬だけにハンデ54㌔と軽く、マイル重賞ではシンザン記念1着、チャーチルダウンズカップ12着、NHKマイルカップ7着。チャーチルダウンズカップでは『折り合いを欠き、完全に引っかかって12着惨敗』で度外視していいか。重馬場は経験不足でわからないが、パワータイプという見方もある。 アンパドゥは5歳上昇中の馬でハンデ56㌔。まだ全6戦4.1.0.1。イギリス産の外国馬。6戦すべて良馬場で走って来たが、日本より馬場が重い欧州に根付いた血統だけに、重馬場適性はあるかもしれない。3勝クラスの雲雀Sではダノンセンチュリーの5着と完敗しているが、1勝クラスの五頭連峰特別ではダノンセンチュリーをクビ差2着に退けて勝利。対ダノンセンチュリーでは1勝1敗だ。 重馬場で狙いたいアナ馬として、レディマリオン、ブエナオンダ。 レディマリオンは3勝クラスを勝ち上がって重賞挑戦2戦だが、愛知杯0.6秒差12着、福島牝馬S1.4秒差14着と、重賞ではまだまだな感じ。重馬場経験は1戦だけだが、3歳未勝利戦0.3秒差1着、勝ちタイム1分51秒4はかなりの道悪馬場。父ハービンジャーなら重巧者も納得。 ブエナオンダは前走、やや重のしらさぎSで0.3秒差7着。3走前のダービー卿チャレンジトロフィーでも0.3秒差6着と善戦。今年1月に京都金杯を勝って、ハンデ戦の重賞では58㌔を背負わされ、最初の東京新聞杯では15着だった。58㌔を背負う慣れもあるだろうが、やや重馬場に恵まれての0.3秒差6着、7着の善戦。馬場の恩恵があと少しあれば……十分、馬券圏内。古くはデビュー2戦目のリステッド競走・若駒Sでは、サンライズジパングの3着。 あと1頭は、誰もが逃げると見ているメタルスピード。ただ、逃げ馬が他にいなくても、1頭でスローには落とせないのがメタルスピード。脚を溜めても切れる脚を持たないからだ。暴走はしない、ただ速めのペースで逃げ道中なし崩しに脚を使わす。あとは、どれだけ踏ん張れるか?それがメタルスピードの逃げ方だ。それだけに競りかけて来る馬はまず、いないだろう。それに『道悪』という要素が加われば……何かが起こるかもしれない。かつて、重馬場のスプリングS0.3秒差3着、皐月賞0.5秒差4着。時計のかかる馬場は、望むところだ」

 

天使:「そうかぁ。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、③⑤⑧⑨⑬⑭、30点×100円。

3連複ボックス、③⑤⑧⑨⑬⑭、20点×100円。

3連単、アンパドゥ・サンダーストラック2頭軸マルチ③⑨-⑤⑧⑬⑭、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」

 

天使:「いやいや、とんでもなく遅れてしもたけど、回顧、回顧、始めます。夏競馬、重賞とはいうてもメンバー・レベルがちょっと落ちるメンバー構成。アナ馬は、ハンデ戦やし軽ハンデの馬狙うか?小回り小倉なんで先行・好位馬を狙うか?大いに悩んだんやけどな。先行好位からエヒト、ナムラエイハブを最終的に選んでしもた。エヒトは3コーナーで下がり始めて競走中止。ナムラエイハブは5着とよう粘ったけど、結局、52㌔・牡馬最軽量馬のゼンダンハヤブサが1着、ずーと2番手追走したレーゼドラマが3着。有力馬でも別格と判断してたジョバンニが2着を確保。2番人気ガイアメンテが4着、3番人気ジーティアダマンが6着と、荒れる小倉記念そのままのレースになってしもたな。考慮には入れたけど最終的にはアナ馬の選び間違い。ムム、無念。ただ、競走中止したエヒトは左後肢ハ行で、大事には至らへんかったんが救い。もう9歳やからな。ハ行でも現役続行には大変かもしれんけど。年間トータルは、馬単-41,520円、3連複+10,500円、3連単-30,080円」

 

悪魔:「ゼンダンハヤブサはこれからの成長が期待される4歳。ハンデ52㌔で1枠1番とええ枠に入って、最初に目に付いたんやけどね。3勝クラスで5着、5着、5着。悪くはないねんけど、もひとつなんか『ビビッ!』と来るもんがなかったんで、予想から外してしもたね。スタートは良くなかったけど最内が良かったみたい。ロスなく最短を折り合い良く通れたことで中団から好位、自然と上がって行けたし、52㌔の軽ハンデが合わさって、直線は内から3頭分ほど外に出し鋭い伸び。8枠17番、好位の外々から直線は内に入れて伸びて来たジョバンニよりいち早く抜け出して、半馬身差のゴール。レースは完勝やったね」

 

 僕:「レースは、これまた軽量53㌔のトータルクラリティの先頭でで始まり、枠は外の方が行きやすい傾向にあるのか、大外から前に出たレーゼドロマが2馬身差の2番手で向こう正面。2頭で4馬身ほど離して、3番手をナムラエイハブが行き、その後ろにジーティアダマン、エヒト、続いてガイアメンテ、ジョバンニが行って、最内からゼンダンハヤブサが食らいつく。この後、エヒトがズルズルッと下がって競走中止、以外は7着まですべてこの7頭で決まった。1000m通過59秒1、なかなかの速いペースで、勝ちタイム1分58秒0、数字的には重賞として遜色ない好レースといえる。ただ、ハンデとして同じ4歳でジョバンニ57.5㌔、ゼンダンハヤブサ52㌔は大きいか。ゼンダンハヤブサにとってこれ以降が、『重賞勝ち馬』として大きな試練になりそうだ。ジョバンニは3歳クラシックで大いに期待した馬。これからも重賞で活躍してくれそうだが、これで重賞2着5回。勝てないもどかしさが、クラシックでも『もひとつ弾けなかった』もどかしさに通じるのかも。『こうなれば……こういう形になれば……他を圧倒する。何か?』がほしい」

 

天使:「ま、その何か?を持ってるから、G1馬になれるんやろうけどな。ほんで、そこまで行くのは難しい。ほな、このへんで。ではでは」

天使:「ハンデ戦で牡馬で53㌔以下の軽ハンデ馬が5頭、牝馬の50㌔が1頭。ハンデ頭の58㌔も9歳エヒトだけで、ジョバンニ、ウエストナウ2頭が57.5㌔、牝馬で55.5㌔がサフィラと、ややメンバーレベルに小粒さを感じる今年の小倉記念。ここは、金鯱賞で久々に重賞2着したジョバンニの重賞初勝利に期待かな。ホープフルS2着から皐月賞4着・ダービー8着・菊花賞8着、クラシックフル参戦した逸材やからな。活躍とまでは行かんかったけど、先ずは重賞勝ちしてから古馬G1戦線に名乗りかな。ウエストナウはデビュー2戦目に京都新聞杯2着はあるけど、その他の重賞では二桁着順。前走、リステッド競走・メトロポリタンSを1着して、またまた重賞戦線に突入かな。ジョバンニほどの安定感はないけどな」

 

悪魔:「それやったら、期待するのはガイアメンテとちゃう。ウエストナウと同じ5歳。去年の秋に3勝クラスを卒業して、今年、京都金杯17着、小倉大賞典7着、リステッド競走・福島民報杯2着、リステッド競走・都大路S1着。確実に重賞有力候補に近づいて来てる。鞍上も川田将雅を配して、今回は狙ぅてるんちゃう」

 

 僕:「ガイアメンテはハンデ57㌔も、わずかながらも有利。ジョバンニ、ウエストナウともども、今回の有力馬であることは間違いない。 あと、注目したいのは4歳ジーティーアダマン。3歳時はG1、皐月賞14着、菊花賞18着と経験を積んだだけの惨敗。古馬になって飛鳥S(3勝クラス)2着、難波S(3勝クラス)1着、リステッド競走・都大路S3着。一から実績を積み上げ重賞へ。惨敗の実績も『糧』となるか。 アナ馬としては、小回り小倉、先行・好位から抜け出しを狙う馬を……9歳・ハンデ頭、マイナス要素漂うエヒト、重賞挑戦の経験が生きるかナムラエイハブ。 エヒトは23年・小倉記念の覇者だが、もう9歳。とても期待できる年齢ではなくなった。だが、9歳になって3走前のアメリカジョッキークラブカップで0.4秒差3着。2走前、日経賞で0.4秒差4着。ちゃんと馬券圏内を賑わす走りを見せた事実。これは無視するワケには行かない。最終追い切り評価も良の『A』評価。 ナムラエイハブは、3勝クラスを卒業してからオープン(重賞4戦、リステッド競走3戦、オープン特別1戦)で、8,8,2,9,4,8,7,9着。どうしようもないような負け方はしない馬。4走前の小倉大賞典では2番手から粘り込み、0.3秒差の4着だった。3着ショウナンアディブからはアタマ差。大外からレーゼドラマがハナを主張すれば、他の先行馬はムリ競りはしないか。そうなれば2枠3番ナムラエイハブは内のポケットの位置を自然確保。究極のアナ馬となり得るか」

 

天使:「そうかぁ。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、③⑤⑥⑨⑭⑰、30点×100円。

3連複ボックス、③⑤⑥⑨⑭⑰、20点×100円。

3連単、ガイアメンテ・ジョバンニ2頭軸マルチ⑥⑰-③⑤⑨⑭、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ。ほな、それでいこか。ではでは」