天使:「ニュージーランドトロフィーは良馬場まで回復していたけど、まだ水分を含んだ馬場。踏ん張れない馬もいたようやな。ヒズマスターピースが3ハロン・35秒4のペースで逃げて、2番手からのレザベーションが1着、3番手追走のロデオドライブが2着、先行せずに好位に控えたジーネキングが3着。完全に先行ペースやったかな。未勝利勝ち即のレザベーションが果敢に2番手に付けて押し切ったのには、正直、驚き。展開ともども見誤った観はあるね。ホンデ、日曜日は桜花賞。混戦て言われてたけど、データ的には桜花賞上位確実なスターアニス、圧倒的強さを発揮してたドリームコア、軸は固いんちゃうか、と思てた。その変わり、人気薄の馬の中に重賞2,3着馬が多く、とんでもないアナ馬が飛んで来る可能性もアリと見ていた。未勝利勝ち即クイーンカップ2着のジッピーチューン、単勝79.3倍の12番人気。『これゾ、大アナの存在』として選んだら、ゴール前に内から3着に突っ込んだ。1着スターアニス、2着ギャラボーグ、3着ジッピーチューンで、馬単2,280円、3連複27,590円をゲット。3連単は2頭軸のスターアニスはええねんけど、もう1頭のドリームコアが9着に飛んで、ハズレ。年間トータルは、馬単-2,110円、3連複+37,180円、3連単-4,090円」
悪魔:「ニュージーランドトロフィーは、重賞実績の少ない馬たちが多いレースになったね。新馬戦と1勝クラス、2戦2勝のロデオドライブ1番人気、ゴーラッキー2番人気が人気の中心も、ロデオドライブが2着、ゴーラッキーが6着。3着に4番人気のジーネキングが来て、1着はナント、単勝43.5倍の6番人気レザベーション。レザベーションは、新馬戦競走中止のあと未勝利戦4,6,2,1着で、ここに挑戦した馬。未勝利戦は2着馬に3馬身差の勝利。3,4番手からの強い勝ちっぷりは認めるけど、そう強調するほどのもんでもなかった。それが、2枠3番、内から2番手を主張。直線もロデオドライブに並びかけられながら、最後はクビ差、凌ぎ切った」
僕:「ロデオドライブは『3,4コーナーで脚を取られ、鈍くなってしまいました。競馬前のテンションも怪しいところがって……』、鞍上・津村明秀が語るように、馬場や状況に違和感のあるレースだったのかもしれない。6着のゴーラッキーも、『調教から右の口の取り方が強いのは気にしてましたが、競馬でより強く出てしまいました。馬群に怯むシーンがあって、3コーナーで2回ほどブレーキをかけました』と、鞍上・横山武史はスムーズでなかったことを強調。やはり、2戦のみの強さは安定性のないことを証明したようだ。その中で、違和感あっての2着のロデオドライブの強さは本物か」
天使:「日曜日は阪神マイルの桜花賞。こっちは確たる予想材料があってのスターアニス、ドリームコア、『2強』選択やってんけどな。スターアニスは阪神ジュベナイルフィリーズから直行で桜花賞出走。過去10年、阪神ジュベナイルフィリーズからの直行の馬の戦績は3.3.0.0。過去の連対率10割やから、これは信頼度も100近いといえる。ドリームコアは、マイルG1・ヴィクトリアマイルの覇者ノームコアを母に、4戦すべてマイルを走り3勝3着1回。クイーンカップで重賞制覇して桜花賞へ出走。血統的背景、戦績からドリームコアの信頼度も、相当高いと見るのも当然ちゃうか」
悪魔:「ドリームコアの鞍上・C.ルメールが『きょうは能力で3,4着には来てくれるのではと思いましたが、直線ではパワーがありませんでした』と語るように、3,4コーナー、中団後方から外々を突いて来たんが、末の切れを奪ったんかな。ちょうどスターアニスのすぐ後ろを追走する形やったけど、4コーナーでも内から3頭目を回るスターアニスに比べて、ドリームコアは大外4,5頭目。距離損の外を回るハメにナットッタ。ルメールが『左回りの方が走る』というように、阪神・右回りも問題があったかもね。その点、スターアニスは、鞍上・松山弘平が『2歳女王ということで、自分の中では負けられない戦い』、『レースを終えてホッとしています』と語るように、勝つことが前提のレースやったことを物語ってる。勝ちを焦って出て行くことのないように、7枠15番、外枠でも距離損をしないようにできるだけ内目に入れて、直線に向いて一気に差し脚を開放した。グイグイ伸びて先頭、2着ギャラボーグに2馬身半差。ホンマ、完勝やった。『2歳女王』の強さを見せつけたね」
僕:「混戦といわれたのは、2着以下の争い。好位に付けたアイニードユーとギャラボーグ。差し脚を生かすのは、4コーナー、最後方にいた2頭。インを突くジッピーチューンと、大外に持ち出そうとするアランカール。当然、目立ったのは大外から内の各馬をブチ抜いて行くアランカール。ゴール前、ギャラボーグが2着に躍り出て、大外からアランカールがアイニードユーに迫ろうとした時、最内からアイニードユーに並びかけ、3着に上がろうとしたのがジッピーチューンだ。4コーナーを回る時、2,3頭分外に持ち出し、前が詰まり、また内に進路を変え、馬群を縫いながら進出。ゴール前の叩き合い。最内からジッピーチューンの鞍上・北村友一の緑の帽子が、わずかにアイニードユーの鞍上・川田将雅の赤い帽子より前に見えた時、そこがゴールだった。1着スターアニス、2馬身半差、2着ギャラボーグ、4分の3馬身差、3着ジッピーチューン、クビ差、4着アイニードユー、アタマ差、5着アランカール。奇しくも阪神ジュベナイルフィリーズでスターアニスの2着だったギャラボーグが、またもや2着。クイーンカップ9着で人気を落とし気味だったが、クイーンカップは体調不良で成績度外視の判断が良。予想でも最初に指摘した重賞2,3着馬の人気薄状態。その中から選び抜いた気鋭がジッピーチューン。未勝利勝ち即クイーンカップ2着は素質あればこそ。馬主は、スターアニスの吉田勝己氏がノーザンファーム代表なら、ジッピーチューンは社台ファーム代表・吉田照哉氏。単勝79.3倍は、捨て置けない数字。いやぁ~、今回は、いろんな意味で奥深い桜花賞だったね」
天使:「ホンマ、今回は『やったね』やったね。今週は皐月賞や。果たして、荒れるのか、どうか?いまから、考えまくり、やな。ほな、このへんで。ではでは」