天使:「いやいや、3連単の軸にしたソンシが、ゲートイン直前に馬体検査で発走除外に。イヤな気はしたんやけど、予想した他の馬がまったく3着にも来られへんとはな。むしろ、ソンシ関連の払い戻しでラッキーとは、情けない。やや重馬場、ピューロマジックが3ハロン・33秒1で逃げて9着に敗れた。先行したシロン16着、ペアポルックス14着からしても『前潰れ』のレース。『差し馬狙い』という予想の根本は間違ぅてなかってんけどな。1着エイシンフェンサー9番人気、2着グランテスト10番人気と、狙いづらい馬に爆走された感じ。3着には『先行・ハンデ59㌔』と不安材料だらけのウインカーネリアンに粘られて、もう、まったくの『お手上げ』やったな。年間トータルは、馬単-580円、3連複+18,480円、3連単+28,500円」

 

悪魔:「ソンシは返し馬で鞍上の川田将雅が右前脚のハ行に気付いたみたいやね。まだ4歳なったばっかりやし将来がある馬やから、異変に気付いてよかったよね。それnねんから、に、ソンシが走ってがんばっても、他の選んだ馬が3着にも来てへんねんから、発走除外になって、正解やわ。それにしてもピューロマジックって、わからへん馬やね。北九州記念で、やや重馬場、3ハロン・32秒3で行っても逃げ切り勝ち。そうかと思たら、きょうは33秒1で逃げて、直線入ってすぐつかまって9着。ホンマ、気分次第なんやろか?ピューロマジックって」

 

 僕:「ピューロマジックの北九州記念はハンデ戦で、3歳牝馬の53㌔。今回は4歳になって、精神的にも成長したと見られ、ハンデは56.5㌔。牡馬で言ったら58.5㌔だからね。ハンデも堪えたと思う。1着エイシンフェンサーはカーバンクルS(オープン)を11番人気で勝って、ここ重賞初挑戦だった。7番手、いい感じのところにつけて、直線はきれいに抜け出て来た。鞍上・川又賢治はデビュー9年目で重賞初勝利。人馬ともに『初』で、初々しい勝利となったね。2着グランテストはCBC賞3着があるが、逃げての3着。前走淀短距離S3着も逃げてのもので、ここは先行争いに加わって潰れるか?と思ったけれど、5番手に控えて好位から差した。これは鞍上・団野大成が上手かった、ね。勝ったエイシンフェンサーともども、今後、ハンデが増えてどうか?だが、まだ5歳、成長も楽しみな馬たちだ。3着に入ったウインカーネリアン。ずっと3番人気のペアポルックスと並んで3番手を追走。直線、ペアポルックスが沈んで行くなか、3番手を死守。3着ウインカーネリアンから4着カピリナ、5着メイショウソラフネがクビ、アタマ差の同タイムで並び、その後ろ0.1秒差に3頭と大接戦。さすがに3着に残れたのは、重賞2勝、高松宮記念4着の底力か。8歳とはいえウインカーネリアン、『まだまだ若いもんには、負けられぬ』、か?」

 

天使:「ここは4歳馬が活躍しそうな気配やったけど、結果は5歳、5歳、8歳か。馬はそんなこと考えてないやろうけど、面白いもんやな。今週は古馬重賞の東京新聞杯と、3歳重賞のきさらぎ賞や。楽しみやな。ほな、このへんで。ではでは」