天使:「まぁ、2歳のレースは、比較的に前行った馬が強いわな。とくに牝馬にそれ言えるんちゃうかな。ここも逃げ・先行・好位差しで勝って来たんがほとんど。それが18頭そろうんやから、いつもの順位をとれない馬は当然後ろから。そうなった時に差し馬の『切れ味』を発揮できるか? また、前を確保する馬も先行・番手争いが激しいやろうし・・・・・・とにかく、いかにレースの流れに乗れるか?が好走の要因になるやろな」
悪魔:「ホント、ハナ切り候補も多くて、何が行くか?わからへんけど、まぁ、普通にペースは速なるわね。過去のデータ見ても、差し馬の1~3着が多い。ここも差して好走した実績ある馬、速い上がりのある馬狙いでええんとちゃう。それと、いまの京都の馬場は内が傷んでるから、中枠~外枠の馬番の馬がええんちゃう」
僕:「そこから考えると、やはり人気の5枠9番ショウナンザナドウ、10番ブラウンラチェット、7枠13番コートアリシアンの3頭は、最有力候補になるかな。 ショウナンザナドウは3戦2,1,3着で、アルテミスS0.2秒差3着。3番手から勝ったブラウンラチェット、1馬身4分の1差、逃げて2着のミストレス、アタマ差、6番手から上がり3ハロン・33秒2で3着に入ったのがショウナンザナドウだ。中団・後方からでも『切れ味』で十分対応できそうだ。 ブラウンラチェットはアルテミスSを33秒3の上がりで差し切り勝ち。3番手に付けてのこの上がりは、ショウナンザナトウよりも人気を得て当然か。ただ、新馬・重賞連勝もまだ2戦というのは、信頼できる戦歴とはいえない(これは私なりの考察だが、デビューから3戦連続好走が信頼の条件)。そして今回、調教後の馬体重が前走より-10㌔の430㌔というのが気にはなる点。関東馬だから、輸送でもっと減るはず。まだ3戦目だからどの程度の馬体重が適正なのかはわからないけどね。中心にはどうかな。 コートアリシアンはサートゥルナーリアの初代産駒。新馬戦勝ち、新潟2歳S2着。ともに芝1600m戦で、ともに5番手から上がり33秒3、33秒9で上がり最速。『切れ味』勝負こそ、望むところか。 今年、ある意味注目はアメリカから参戦のメイデイレディ。アメリカの芝で4戦3勝、2着1回。BCジュベナイルフィリーズ・ターフ2着の実績を引っ下げて史上初の海外牝馬の参戦だ。8枠17番に入ったが、『切れ味』勝負の馬だけに、後半、上がって行きやすいか。 今年開業した福永厩舎が送り出す7枠14番ランフォーヴァウ。新馬戦を13番手から6着のあと、未勝利戦は7番手から差し切り勝ち。3走目はデイリー杯2歳S。4番手から最速の上がり・33秒7で差し切って、初重賞勝利。使うほどによくなり、4戦目で頂点を狙うか。
6頭選びのあと1頭はアルマヴェローチェ。新馬戦1着、札幌2歳S2着。ともに洋芝・札幌道悪馬場だからタイムは良くないが、札幌2歳Sは6番手から重馬場だが最速の上がりで2着。良馬場だから速く走れないという根拠はない。6枠12番、普通に出れば、最も走り良い枠かも」
天使:「そうかぁ。ほな、買い目いこか」
僕:「馬単ボックス、⑨⑩⑫⑬⑭⑰、30点×100円。
3連複ボックス、⑨⑩⑫⑬⑭⑰、20点×100円。
3連単、ショウナンザナトウ・コートアリシアン2頭軸マルチ⑨⑬-⑩⑫⑭⑰、24点×100円」
天使:「おっしゃ。ほな、それでいこか。ではでは」