天使:「馬場状態が微妙やな。土曜日の競馬中はやや重馬場。それから雨は強く降り続き、天気予報では20時ごろから止み、日曜日は晴れ予報。どれだけ降って、どれだけ乾くか?やなぁ。青空やったら結構、乾くぞぉ。さすがに高速馬場にはならんやろうけど、多少タイムのかかる良馬場になるかも」
悪魔:「良馬場か?やや重馬場か?それとも重馬場か? 難しいけど、どれかに決め打ちした方がええみたいやね。これといって信頼できない16頭立てレース。絞り込む材料として、まず馬場状態。ここはJRAの馬場設備の良さを信頼して、朝から晴れやったら『良馬場』。そっから考えてサヴォーナ中心がええんとちゃう」
僕:「前走、オールカマーで先行馬ペースのなかで、流れに乗ってレーベンスティールから0.2秒差の4着したサヴォーナ。神戸新聞杯2着、菊花賞5着、日経新春杯2着の実績からすると、まだ物足りなさは感じるけど、ここへ来て再躍進の兆しは見せた。良馬場の先行策でいい脚を使う馬なので馬場悪化は気になっていたけど、良馬場に乾いてくれたなら、やれそうだ。ハンデも57.5㌔なら気にはならないだろう。 相手となるのはクロミナンス。7歳から重賞で活躍という、年齢は気にはなるが、2歳1戦、3歳2戦、4歳2戦、5歳3戦、6歳2戦。今年、7歳3戦でAJC杯0.2秒差3着、日経賞0.1秒差2着、目黒記念クビ・アタマ差3着。まだ13戦、使い込めてなかっただけ。いまが絶頂だろう。AJC杯3着は不良馬場でのものだし、馬場状態関係なしに信頼できるのも心強い。 良馬場、『切れ味』に期待がセレシオン、マイネルウィルトス。 セレシオンは5歳、これからの馬。5月、3勝クラスを卒業、7月、オープンの関越S3着、9月には新潟記念を4コーナー10番手から、3ハロン最速の32秒8の上がりでシンリョクカにハナ差の2着。『切れ味』では、おそらく一番。 マイネルウィルトス8歳は重賞勝ちはないが、2着4回、3着2回。8歳になった今年は、AJC杯0.3秒差5着、日経賞0.2秒差3着、目黒記念0.3秒差5着。クロミナンスと同じレースを走り、僅かな負けの3走。8歳といえど、侮れない存在。 アナ馬としてはメイショウブレゲと、アドマイヤハレー。 メイショウブレゲは前走、京都大賞典を後方から3着に突っ込んだ。単勝154.4倍・11番人気という人気薄でフロック視されるが、別定戦で同じ57㌔で差して来たのは価値がある。4着スマートファントム、5着サトノグランツに差し勝ったんだから、大したもの。今回ハンデ56㌔、前走はフロックと思って恵まれたか。 軽ハンデ55㌔はアドマイヤハレー。前走はおよそ4カ月半ぶりの休養明けでリステッド競走・札幌日経オープン7着も、休み前は日経賞、別定57㌔(1頭だけ58㌔)で0.4秒差6着。0.3秒差2着クロミナンスはここ58㌔、0.2秒差3着マイネルウィルトスは57.5㌔。机上の計算では55㌔のアドマイヤハレーは逆転可能だ」
天使:「おお、計算上はそうやな! ほな、買い目いこか」
僕:「馬単ボックス、②④⑩⑪⑬⑭、30点×100円。
3連複ボックス、②④⑩⑪⑬⑭、20点×100円。
3連単、クロミナンス・サヴォーナ2頭軸マルチ④⑬-②⑩⑪⑭、24点×100円」
天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」