天使:「結構、実力がハッキリしたメンバー。中心視したナムラクレアとサトノレーヴ。伏兵陣は多いけど、とんでもないアナ馬は出そうにないメンバーやった。直線半ばで先頭に立ったサトノレーヴに、ナムラクレアが伸びあぐね、2着に飛んで来たんは『差し脚』で狙ったエイシンスポッター。ここまでは良かってんけどな。2着以降はハナ、クビ、クビ、クビ差と6着までは大接戦。5着ナムラクレア、6着ビッグシーザーと、2着争いには参加してんねんけどなぁ。4着にモリノドリーム、3着には1年以上海外G1などを走り続けたオオバンブルマイが、久々の日本の地で好走。ちょっと好走のイメージが湧かへんかったな。馬単5,910円のみゲット。年間トータルは、馬単-61,970円、3連複-29,560円、3連単+70,520円」
悪魔:「オオバンブルマイは重賞2勝、NHKマイルカップ3着と、短距離ではG1級の実績。ただ、去年のNHKマイルカップから海外で3戦して、賞金がバカ高いゴールデンイーグルいうのは勝ったけど、G1のマイルを13着、10着。体調がどうなんか?不安があったけどね。ゴール前の大外からの伸び脚は、流石やった。海外G1は環境が合わへんかったんかもしれんね」
僕:「オオバンブルマイは1年間の海外実績で、日本での実績は消された感じになってたね。初の芝1200mだが、芝1400mの京王杯2歳S勝ち、芝1600mのアーリントンカップ勝ち、G1・NHKマイルカップ3着、ここでは格上の実績。セッション、エドヴプレの先行で3ハロン33秒6、平均ペースだが、やや外差しが効くようになった馬場か?最後方からのオオバンブルマイの『切れ味』が、やっと届いた。何と言っても、セッション、エドヴプレ、ビッグシーザーの先行すぐ後ろに付けたサトノレーヴは、直線、難なく先頭に立ち押し切った。中団から差したエイシンスポッターに1馬身半差。これでスプリント重賞を連勝。完全な『新星』誕生だね。もう1頭の中心ナムラクレアは1枠2番、内枠が災いしたか。ずっと5番手内で機を窺っていたが・・・・・・直線は最内を狙い逃げるエドヴプレのすぐ後ろに付けたが、狭すぎた。やっと最内を抜け出した時はサトノレーヴは完全に抜け出し、エイシンスポッターが中から、外からオオバンブルマイが飛んで来ており、モリノドリームもナムラクレアめがけ・・・・・・ホント、ハナ、クビ、クビ、クビ差、わずかな差で5着に沈んだナムラクレア。『僕の責任です』、鞍上・浜中俊が悔やむように、内を狙ったのが失敗。『ゴール前、気が付けば上位争い』、ナムラクレアの真骨頂はG1でこそ見せるか。中団から0.6秒差7着の3歳ダノンマッキンリー。良くも悪くもなく走り終えた感じだが、まだスプリント戦で力を出し切ったワケではない。まだ3歳、『2億4千万円の真価』を突然に発揮する馬。ファルコンS、後方14番手からの脚で差し切り勝ち。その時見せた上がり最速33秒6の『切れ味』。究極の脚を持つだけに期待は大きいか」
天使:「なるほどな。ダノンマッキンリーは、まだスプリントは2戦やからな。3歳やし、成長に楽しみはある。ほな、このへんで。ではでは」