天使:「札幌・洋芝のスプリントG3。G1級の2頭の出走。他にも思いの外、好メンバーが揃たな。スプリントG1でつねに上位のナムラクレア。8戦6勝、2着1回、前走で函館スプリントSを快勝した『スプリント王』候補サトノレーヴ。この2頭は中心でしゃーないか」

 

悪魔:「5歳牝馬ナムラクレアはスプリント重賞4勝。スプリントG1は5,2,3,2着。今年2戦は京都牝馬S2着、高松宮記念2着、抜群の安定感やしな。サトノレーヴは5歳牡馬。3歳4戦・1,2,1,1着、4歳1戦・1着、5歳3戦・4,1,1着。ホント、まだ8戦と馬は若い。唯一の着外が、5歳はじめ、10カ月ぶりの阪急杯・芝1400mで0.4秒差4着。前走の函館スプリントSでは、ここに出走のビッグシーザー、オタルエバー、ゾンニッヒら8頭を退け、勝利。2頭とも『最終追い切り』でも好走を見せていて、不安点は無さそうやね」

 

 僕:「ナムラクレアは今回、初めての5カ月の休養。長くても4カ月弱やっただけに、そこが異例と言えば異例。でも追い切りでも動いており、そう心配材料にはならないだろう。本格的に使えるようになって来たサトノレーヴ共々、ここは中心か。 斤量的に恵まれているのは3歳牝馬53㌔のエトヴプレと、3歳牡馬55㌔のダノンマッキンリー。 エドヴプレはフィリーズレビュー1着、桜花賞5着。芝1200m戦は6戦、2,2,1,1,4,4着。前走は葵S・」芝1200m0.4秒差4着。久々のスプリント戦で行き脚がつかなかったか?ピューロマジックの高速逃げを中団から詰めて、届かなかった。本来、好位で戦えるはず。 ダノンマッキンリーは前走、初の芝1200m、UHB賞でプルパレイの0.2秒差6着。ちょっとここでは通用しない感じだが、3歳馬同士ではファルコンS・芝1400mの勝ち馬。4コーナー14番手から33秒6の最速の上がりで差し切った。芝1200mでも自慢の『切れ味』を発揮すれば・・・・・・。 あとワンチャンス、得るものがあれば馬券圏内に突っ込んでくる猛者は、多数。その中でも注目したいのは、ビッグシーザーと、エイシンスポッター。 ビッグシーザーは芝1200mでは、3歳の時から葵S3着、京阪杯5着、4歳になってオーシャンS2着、G1・高松宮記念7着、前々走は函館スプリントS3着と活躍を見せており、ここでも十分やれる存在。鞍上・坂井瑠星の渾身の一撃に期待。 エイシンスポッターは昨年、3月・オーシャンS3着、11月・京阪杯3着。鋭い『切れ味』で突っ込んで来た。前々走、芝1400mのリステッド競走・安土城S1着も、前走・北九州記念9着と精彩を欠く現状。鞍上にJ.モレイラを配し新局面を引き出すか。5歳、まだまだ進化の余地はある」

 

天使:「なるほどな。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、②⑥⑨⑩⑫⑭、30点×100円。

3連複ボックス、②⑥⑨⑩⑫⑭、20点×100円。

3連単、ナムラクレア・サトノレーヴ2頭軸マルチ②⑩-⑥⑨⑫⑭、24点×100円」

 

天使:「よっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」