天使:「土曜日の福島は芝2000mの猪苗代特別・2勝クラスで勝ちタイムが1分59秒4、先行馬が勝って、開幕2週目やけど速いタイムで前行く馬が有利な感じやな。その前の1勝クラスのレースでも逃げ馬が勝って、芝2000mで1分59秒2、これも速い。日曜日の天気は『曇りから晴れ』で高速馬場の雰囲気やな。まぁ、過去は22年、勝ちタイムは1分57秒8、1,2,3着は全部差し馬で決まるいうこともあったけどな。ただ、後方一気は見られへんかった。小回りコースの速いタイムのレース、さすがに4コーナーでは中団あたりより前には上がって来とかんとな」

 

悪魔:「過去10年で、逃げ馬も1着と2着が1回ずつあるだけ。それほど逃げ・先行に注意を払うこともない感じやね。とにかく、前走、重賞で馬券圏内に来てるんは、新潟大賞典2着のキングズパレス5歳だけ。芝2000mは6戦2勝、2着4回と絶対的自信。好位・中団から4コーナーで射程圏、直線差す、と教科書通りの差し脚で重賞戦線に参入して来た馬。5歳本格化で安定感あるんとちゃう」

 

 僕:「確かに、キングズパレスはこれからが期待できそうだね。中心でいいんじゃないかな。 あと、素質からは4歳ノッキングポイント、5歳レッドラディエンス、ボーンディスウェイ。 ノッキングポイントは今年に入って金鯱賞12着、新潟大賞典8着と不振だが、3歳時は毎日杯2着、ダービー5着、そして古馬に混じって新潟記念制覇と、4歳の成長を期待された馬。新潟記念・芝2000m、上がり3ハロン33秒8で1分59秒0の勝ちタイムは、ここでは注目に値する。 レッドラディエンスはディープインパクト産駒。11戦4.5.1.1、前走、リステッド競走・メトロポリタンS2着し、ようやく重賞初挑戦。初戦から『勝ち』を意識する器、か。 ボーンディスウェイは2歳時ホープフルS5着、3歳時、弥生賞3着、皐月賞出走も14着。だが、大きな経験を積んで来た馬。つねに先行・好位から粘り強く、今年は中山金杯0.3秒差4着、中山記念10着、リステッド競走・福島民報杯クビ差2着。このメンバーなら、大いに楽しみ。 6歳になるが、もう1頭有力馬に入れて置きたいのがリフレーミング。福島民報杯でボーンディスウェイにクビ差勝ったのがリフレーミング。前走は新潟大賞典0.5秒差5着。ただ、この馬、福島民報杯は16頭立て13番手から、新潟大賞典は16頭立て14番手からと、後方一気の差し脚を発揮する馬。福島民報杯は勝ちタイムが芝2000m・1分58秒9だから、十分高速馬場のタイムにも対応している。『切れ味』を特別視してもいいのかも。 あと、アナ馬として狙いたいのがダンテスビュー。ダンテスヴューの母クロウキャニオンはボレアス、マウントシャスタ、カミノタサハラ、ストーンリッジ、ヨーホーレイクなど数多くの重賞活躍馬を輩出。ダンテスヴューも3歳時、きさらぎ賞2着、皐月賞10着。前走は福島民報杯を0.3秒差7着。復活の兆しかも。ハンデ55㌔の斤量も味方するか」

 

天使:「そうかぁ。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、③④⑦⑩⑪⑫、30点×100円。

3連複ボックス、③④⑦⑩⑪⑫、20点×100円。

3連単、レッドラディエンス・キングズパレス2頭軸マルチ④⑪-③⑦⑩⑫、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」