天使:「京都競馬場の天気は土曜日の夜からずっと雨。日曜日の昼は雨量が少なくなるけど雨は止めへんようや。重馬場はしゃーないとこやな。予想もかなり変わってくるで。ドウデュース、ジャスティンパレス、人気の中心におる馬が『重より良馬場』の馬。『切れ味』が生きる馬だけにな。重馬場は、正直、辛いところちゃうかな?」

 

悪魔:「ドウデュースは父ハーツクライ、ジャスティンパレスは父ディープインパクト。ホンマ、『切れ味』自慢の馬やったもんね。他にもディープインパクト産駒ヤマニンサンパ、プラダリア。母父ディープインパクトのシュトルーヴェ、ヒートオンビートと、良馬場の方が良さそうな馬がいてるけどね。牝馬ルージュエヴァイユも、ジャスタウェイ産駒で『切れ味』勝負の馬。問題は重馬場だけやなくて、逃げ馬がおれへんのも展開をわかりにくくしてる。ここ2走、また先行態勢にはいったか?ディープボンド、大阪杯を2番手から勝ったベラジオオペラ、どっちかが逃げそうやけど、スローペース必至かな。ブローザホーン、プラダリア、ヒートオンビート当たりも前に行きそうやけど、好位づけやろな。重馬場やし、『切れ味』よりも前でええ脚を長く使う方が上位に来そうやね」

 

 僕:「正直、ここは実力よりも重巧者を選ぶべきか。 筆頭はブローザホーン。不良馬場の烏丸Sで2着馬に5馬身差の圧勝。今年に入り、日経新春杯を勝利、距離は長いけど阪神大賞典3着、天皇賞春2着と、いま充実期を迎えている。 それ以上の充実期なら大阪杯を勝ってG1馬となったベラジオオペラ。重馬場のスプリングSを勝っており、8戦5勝2着1回、大きく負けたのは皐月賞10着だけと堅実タイプ。ここは逃げても先行しても、大崩れはないか。 ディープインパクト産駒だが京都大賞典を重馬場で勝っているプラダリア。2走前に京都記念・芝2200mを勝っており、京都競馬場は2戦2勝。ディープインパクト産駒でも、時たま出現する重巧者の馬。『切れ味』で勝負しない先行・好位の馬に多いようだ。母父クロフネも影響しているかも。 7歳、G1出走16戦目のディープボンド。もう、今年で最後かも。ここは最大のチャンス?重馬場は新馬戦3着、阪神大賞典1着、京都大賞典3着。ここは先行策で後ろの馬の『切れ味』を封じるチャンス。重馬場が味方してくれる、か。距離長いが天皇賞春は2,2,2,3着。好きな京都で『最後のひと暴れ』。 『レベルが低い世代』、そう言われる去年の皐月賞馬ソールオリエンス。有馬記念8着、大阪杯7着が、そう言わせるのか。重馬場、皐月賞を4コーナー後方2番手から差し切った。重馬場で、『王者の証明』をいま一度。 父は重巧者を多く出現させるハービンジャー。3代母は良馬場、重馬場関係なく強力牡馬と互角に戦った『女帝』エアグルーヴ。血統的魅力たっぷりはローシャムパーク。やや重は2,1,3,1着も、重馬場は1走、1番人気で5着と不安。重巧者かどうか?まだわからない。前走、大阪杯は、後方から早め捲り、ベラジオオペラのクビ差2着。ベラジオオペラとの勝負づけは終わっていない?」

 

天使:「思い切ったな。重馬場勝負で、1,2番人気を外すか。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、③⑤⑦⑨⑩⑫、30点×100円。

3連複ボックス、③⑤⑦⑨⑩⑫、20点×100円。

3連単、ベラジオオペラ・ブローザホーン2頭軸マルチ③⑫-⑤⑦⑨⑩、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」