天使:「今年は久しぶりに香港馬の出走がある。19戦14.3.0.2、G1・7勝のロマンチックウォリアー、18戦6.5.3.4、G1・1勝のヴォイッジバブル。どっちもセン馬の6歳やけど、実績ではロマンチックウォリアーが抜けてるな。ただ、ロマンチックウォリアーは芝2000mが主体、マイルの距離だけを考えたらヴォイッジバブルが去年の暮から香港マイル2着、香港スチュウワーズカップ1着、チャンピオンズマイル3着とG1で活躍。香港マイルでは日本のナミュール3着、ソウルラッシュ4着、セリフォス7着に先着してるから、自信を持っての来日とちゃうか?」

 

悪魔:「日曜日の天気は雨予報があり、雨量は少なそうやけど高速馬場はないみたいやね。香港のシャンティン競馬場は洋芝やから、そこで活躍して来た香港馬はタイムのかかるレースの方がええやろうね。実力ある香港馬、東京の馬場も向くんやったら、外されへん。日本馬が香港で活躍するように、香港馬も距離の近い日本では活躍するもんね」

 

 僕:「ロマンチックウォリアーは、現在、G1・4連勝中。その4連勝を含め、G1・7勝が芝2000m(一つだけ芝2040m)とマイルはどうか?という声があるが、マイルは2走して1,2着。マイルG1・スチュワーズカップ2着があり、十分、対応可能だろう。 G1・1勝のヴォイッジバブル。ロマンチックウォリアーのG1・7勝と比べるとどうしても劣る感じだが、先にも出て来たように香港マイル2着で先着した日本のメンバー(3着ナミュール・4着ソウルラッシュ・7着セリフォス)は凄い。今回の安田記念、日本馬の人気3頭だからね。ヴォイッジバブルも外すワケにはいかない。 そして、相対する日本代表ともいうべきが、ソウルラッシュ、セリフォス、ナミュール。 ソウルラッシュは去年の秋、マイルチャンピオンシップ、ナミュールのクビ差2着。その後、香港マイル4着とマイルG1をめざす存在となった。今年の始動戦はマイラーズカップで、2着セリフォスに1馬身4分の3差。すこぶる順調。やや重3.0.0.0、重馬場1.0.0.0で、雨はむしろ得意だ。 セリフォス5歳は全13戦中マイル12戦5.3.0.4。正真正銘のマイラー。2歳時、朝日杯フューチュリティS2着、3歳時にマイルチャンピオンシップを勝ちG1制覇。4歳はすべてG1出走で5,2,8,7着。安田記念2着はあったが、戦績は不満。5歳になって始動戦はマイラーズカップで、ソウルラッシュには敗れたが2着は確保。安田記念で復活をめざす。5歳、他の有力馬より若い。やや重馬場は前走2着、多少の雨は苦にならないか。 3歳は桜花賞10着、オークス3着、秋華賞2着、距離延びてこそ『切れ味』を発揮していたナミュール。4歳、再びマイルに照準。ヴィクトリアマイル7着、安田記念16着もマイル戦を継続。富士S1着を契機に本格化、か。マイルチャンピオンシップをほぼ最後方から、上がり最速33秒0で1着。海外遠征は香港マイル3着、ドバイターフ(芝1800m)2着。ヴィクトリアマイルは2番人気も8着に敗れた。海外遠征の目に見えない疲れがあったのか? 前々走までの力を発揮すれば、一番切れるハズ。父ハービンジャー、道悪も大丈夫なはずだ。 最後の1頭はガイアフォース。前走は初ダートのG1・フェブラリーS、ペプチドナイルの2着。凄いことだ。また芝に戻ってのG1。大体が芝2000m中心に走って来た馬で芝3000mの菊花賞にも出走、8着。4歳の去年は、マイラーズカップで初のマイルに挑戦。シュネルマイスターのクビ差2着となり、安田記念へ。中団から33秒3の上がりで突っ込んだが、ソングラインの0.2秒差4着。父キタサンブラック、母父クロフネで道悪は大丈夫」

 

天使:「そうかぁ。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、②⑤⑦⑩⑮⑰、30点×100円。

3連複ボックス、②⑤⑦⑩⑮⑰、20点×100円。

3連単、ロマンチックウォリアー・ソウルラッシュ2頭軸マルチ⑦⑩-②⑤⑮⑰、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」