天使:「G1の間の重賞。人気上位組と下位組、ここはちょっと・・・・・・現状の実力も差があるみたいやな。重賞実績あるけど人気が下がってるアリストテレス、カラテ、ホウオウアマゾン、スカーフェイス・・・・・・『復活』に期待したいとこやけど、年齢もあって、ちょっと辛い感じやな」

 

悪魔:「人気の中にも8歳ボッケリーニがいてるけど、この馬は8歳になっても、ホンマ、元気やもんね。1月のAJC杯・ハナ差2着、3月・日経賞・0.3秒差5着。日経賞は5着と着外に落ちたけど、3着とはハナ・クビ差。このメンバーでは外されへんのとちゃう。出走14頭中4歳が2頭、6歳6頭、7歳3頭、8歳3頭。頭数的には6歳が中心の存在やて。ボッケリーニは8歳でも胸張れる存在や、と思うわ」

 

 僕:「ボッケリーニはG1を除いてG2・G3では22年から10戦、2.6.1.1。前走が気にはなるけど0.3秒差5着なら、十分巻き返しは期待できる。とは言っても8歳だけに、絶対的信頼は置けないけどね。 信頼できそうなのは6歳ヨーホーレイク。22年1月から屈腱炎で休養。2年2カ月ぶりの金鯱賞で0.9秒差3着。2走目の前走・新潟大賞典は、ハンデ59㌔を背負って0.2秒差3着。今回は別定戦で全馬57㌔、復帰3走目で確実に勝利を狙っての参戦。中心でしかない。  競馬で最も充実する4歳、5歳。5歳馬不在の中での4歳馬2頭、ロードデルデイと、ニホンピロキーフ。 ロードデルデイは6戦5.0.0.1。唯一の着外は神戸新聞杯0.1秒差4着。ダービー3着のハーツコンチェルトがハナ差5着。前走がリステッド競走・白富士Sで、高速馬場を後方から33秒2の最速の上がりで差し切り勝ち。芝2000mは3戦3勝、1分59秒1、1分59秒0、1分57秒2、すべて2分を切る好タイム勝ちと、何の不安もない。 ニホンピロキーフは前走、マイラーズカップに出走、マイルG1を狙うソウルラッシュの0.4秒差3着。芝2000mは6戦1.2.2.1。中距離で重賞を狙う。 あと2頭は6歳、ディープモンスターとエアサージュ。 ディープモンスターは3歳からクラシックで、そこそこの人気を得た馬。皐月賞7着、ダービー16着、菊花賞5着。以降、リステッド競走主体に使われ、前走は小倉大賞典、久々の重賞を出走取消。結局、約5ヵ月半ぶりとなる出走だが、久々の重賞に戸惑う器ではないはず。休み明けもいとわぬ傾向があるだけに、実力を発揮すれば・・・・・・。 エアサージュは『エア』でお馴染みのレッキーフィールドが送り出す外国産馬。重賞は菊花賞8着と前走の金鯱賞8着しか経験ないが、それ以外では10戦して4.3.1.2。22年2月~23年7月まで屈腱炎などで長期休養。その分、実績に乏しい部分はあるが、6歳といえどまだ馬体は若い。先行・好位の脚質で、高速馬場を生かして早め抜け出しを図るか」

 

天使:「なるほどな。大荒れはないけど、上位組は力量接近かもな。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、②④⑥⑨⑬⑭、30点×100円。

3連複ボックス、②④⑥⑨⑬⑭、20点×100円。

3連単、ロードデルレイ・ヨーホーレイク2頭軸マルチ⑥⑨-②④⑬⑭、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」