天使:「久々の大ヒットやったな、買い目予想。いやいや今年一番かな。高速馬場で皐月賞上位組重視。後ろからの馬届感危険性。つねに後ろからのレガレイラの外し、別路線からのシックスペンス、ダノンズエアズロックの外し。皐月賞上位組にプラスした、皐月賞発走除外やったダノンデサイルの追加が大ヒットの最大要因やったな。ただ、3連単の軸をジャスティンミラノとアーバンシックにしたのが失敗。3連単を取れてたらな。一気にプラスになれてたのに。1着ダノンデサイル、2着ジャスティンミラノ(皐月賞1着)、3着シンエンペラー(皐月賞5着)で、馬単21,490円、3連複21,250円をゲット。年間トータルは、馬単-61,440円、3連複-38,170円、3連単-69,540円」

 

悪魔:「皐月賞馬ジャスティンミラノは前に行くし、軸なんは間違いなしやってんけどね。皐月賞2,4,5着から、もう1頭を選ぶのが問題やったね。点数増えるけど、ジャスティンミラノ1,2着で固定してたら良かったね。3連単229,910円はもったいない。ま、なんぼ言うても後の祭りやけどね。皐月賞上位の中でも2着コスモキュランダ、4着アーバンシックは位置取りが後ろからの危険性はあった。でも、『少しでも前に』、鞍上の意思があったから期待したけど、17頭も出走したら思い通りには行かへんわね。2頭とも後ろからやった。コスモキュランダはサンライズアースとともに捲って行ったけど6着。アーバンシックは4コーナー15番手から3ハロン・33秒5の上がりで11着。勝ったダノンデサイルが4番手から33秒5の上がりやからね。高速馬場、最初の3ハロン36秒3、1000m通過62秒2のスローで、上がりが33秒8とメチャ速い。後ろからでは届くワケはないわ。ダノンデサイルは皐月賞でも狙ってた馬。鞍上・横山典弘が違和感を感じて、スタート直前に競走中止。厩舎もダービーまでによう立て直したよね。3枠5番、前に行く脚のある馬、横山典弘の手綱さばきにも期待したけど・・・・・・『レジェンドは武豊だけやない』いうとこを、見せたね」

 

 僕:「皐月賞をハイペースにしたメイショウタバルが出走取消。何が行くか?わからない状態だが、スローペースは十分考えられた。大外8枠18番、エコロヴァルツが行って、鞍上・武豊が乗るシュガークンが2番手、3番手、外にジャスティンミラノ、最内を行くのはダノンデサイル。シックスペンスが続き、シンエンペラーはその2列あと。皐月賞で差し届かなかった牝馬レガレイラは意識して前目に・・・・・・中団後ろ10番手ほど。向こう正面からコスモキュランダが捲り上がり、ほぼ最後方にいたサンライズアースも捲りを見せ、4コーナーから直線に入る時は先頭に、内からエコロヴァルツ、シュガークン、サンライズアース3頭が並ぶ。その後ろにも3頭、内からダノンデサイル、ジャスティンミラノ、コスモキュランダ。直線に入って、サンライズアースが前3頭から脱落。エコロヴァルツ、シュガークンの外を上がるジャスティンミラノに注目が集まる中、最内から影のように先頭を狙うのがダノンデサイル。いち早く抜け出し先頭、ジャスティンミラノに2馬身の差をつけてゴールに飛び込んだ。東京・芝2400m、正味2400mきっちりを最内で走り抜いたダノンデサイル。3枠5番、『他が行かなかったらハナを切ってもいい』、覚悟を持ってスタートから飛び出した鞍上・横山典弘。1頭、2頭、前に行く馬がいたら下げて、ひたすら内で我慢。我慢、我慢、最後に全力で追い出した時は、素晴らしい速さで伸びてくれたダノンデサイルを褒めた。皐月賞の時、返し馬で異変を感じた横山典弘。見た目に変化はないものの右前脚ハ行、スタート直前で出走断念を決めた。翌日、精密検査で爪の打撲痛を発見。走っていたら、さらなる大きな故障の要因になっていたかも。それからダービーへ向けて、厩舎全員がダノンデサイルの出走に一丸となった。そして、騎乗した横山典弘、走り切ったダノンデサイル。これぞ、『人馬一体』なのかもしれない。皐月賞を勝って3戦3勝。無敗の『2冠』を狙ったジャスティンミラノ。思い通りの展開、思い通りの手応え。捲った馬に前に入られたけど、4コーナー4番手から抜け出した、ハズ。最内に1頭いた凄いヤツ。残念だが、これは仕方ないか。3着争いは、脱落から再び盛り返す形となったサンライズアース。これを中団から伸びて一気に差し切ったのがシンエンペラー。全兄が凱旋門賞を勝ったソットサス。基本的に、G1級の力は高速馬場ではなく、もっとハードな馬場か。スタミナは最強かも。牝馬でもホープフルS勝ちのレガレイラ。後方からの差しで皐月賞6着、ダービー5着。強さは認めるが、『型にハマった時の強さ』か」

 

天使:「最近、G1になると乗り馬とともに話題になるレジェンド・武豊やけど、武豊は55歳。56歳、史上最高齢でダービーを制した横山典弘。『ぽつん』とか、いろいろ言われるけど・・・・・・やっぱり、レジェンドの手綱さばきには『惚れ惚れする』もんがある。今回は、ええもん見せてもうたで。ほな、このへんで。ではでは」