天使:「皐月賞は前行く馬が少ないので、ひょっとしたらスローペースも・・・・・・思てたら、なんと、1000m通過57秒5のハイペース。ただ、勝ったジャスティンミラノは好位・4コーナー4番手、2着コスモキュランダは中団差しやけど、3着ジャンタルマンタルは3番手から2番手と先行、前に位置した馬が活躍。勝ちタイムが1分57秒1、高速馬場で前が止まらん。いまの東京も高速馬場ぎみ。皐月賞をハイペースで逃げたメイショウタバルが取り消して、ハイペースにもなりにくく、後ろから行く馬は、より厳しい戦いとなるかな」

 

悪魔:「皐月賞上位馬にとって、距離が延びても平気なら引き続き良さそうな流れやね。皐月賞馬ジャスティンミラノにとっては『2冠』が見えて来た、かな。3着ジャンタルマンタルがNHKマイルカップを勝ちに行ったから、ここ不出走やけど、2着コスモキュランダ、4着アーバンシック、5着シンエンペラーは有力候補と見てええんちゃう」

 

 僕:「ジャスティンミラノは母系が短距離血統・・・・・・という不安を指摘されているが、体形的にはダービー距離2400mは大丈夫そう。7枠15番は若干外だが、折り合いに心配のない馬なので、外から好きな時に動ける自由さがある。気性的にも距離2400mは大丈夫だろう。 コスモキュランダはビッグレッドファームの馬。良血とは言い難いが、弥生賞でシンエンペラーに勝ち1着、皐月賞でジャスティンミラノにクビ差まで迫る2着なら、実力を認めるしかないだろう。中団から、ペースが遅い時は捲る脚もあり、『届かない』という懸念はない。 大跳びの馬で、ダッシュがつきにくく皐月賞は4コーナー10番手から差してきたが勝ち馬に0.4秒届かず4着だったアーバンシック。新馬戦から1,1,2,4着。京成杯2着でつねに成長の上昇曲線を描いている点に注目。経験を確実に次への『糧』としているようだ。鞍上・横山武史が乗り続け、頂点を狙っている。 デビューから新馬・重賞を勝ち、いち早くクラシック候補の座をつかんだシンエンペラー。ホープフルS2着、弥生賞2着、ジリジリとクラシック候補の座を奪われ、皐月賞は5番人気5着、0.4秒差。ダービーは単勝7番人気。人気の盲点になっていないか。外国産馬、母父はガリレオ、全兄は凱旋門賞馬ソットサス。このメンバーなら好位もしくは先行で流れに乗れば、『シンエンペラー』復活も。 あと皐月賞組では、競走除外となったダノンデサイル。セリ価格1億4,850万円の馬。デビュー時からあまり人気はなく、新馬戦3番人気4着、未勝利戦5番人気1着、京都2歳S10番人気4着、京成杯5番人気1着だった。京成杯でアーバンシックに勝ち、いよいよ皐月賞挑戦が発走除外。順調に調整され、ダービーに真価を問うダノンデサイル。ベテラン・横山典弘の手綱さばきにも注目。 アナ馬は、後方からの差し脚が届くか?はたまた、前へ付けると前向き過ぎる気性がネックとなるショウナンラプンタ。非常にレース運びに難のある馬だ。東京スポーツ杯2歳Sは先行馬1,2,3着に後方から最速の上がりで4着。ホープフルSは前に付けるとかかってしまい7着。近2戦は芝2400m、ダービーに距離を合わせ、ゆきやなぎ賞・7頭立て5番手から1着。青葉賞・17頭立て9番手からアタマ差2着。ダービー・芝2400m、初距離の馬が多い中、連続2走で1着、重賞2着。折り合い面に成長力を見せ始め、経験で勝る『切れ味』を発揮すれば・・・・・・輝きは見えて来るかも」

 

天使:「そうかぁ。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、⑤⑥⑧⑬⑮⑰、30点×100円。

3連複ボックス、⑤⑥⑧⑬⑮⑰、20点×100円。

3連単、アーバンシック・ジャスティンミラノ2頭軸マルチ⑧⑮-⑤⑥⑬⑰、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」