天使:「桜花賞を戦ったあとを注目したい馬・・・・・・ま、一番はなんというても勝ったステレンボッシュやけど、それ以外では人気で惨敗した8着クイーンズウォーク3番人気、13着チェルヴィニア4番人気やな。実力あると思われてた馬の巻き返しがあるんかどうか?」

 

悪魔:「チェルヴィニアは、ドバイ遠征時の落馬負傷療養中でC.ルメールが乗れずに鞍上はB.ムルザバエフ。5カ月超の休養明けも影響したんか、好位から伸びず。今回は叩き2走目に加えて鞍上にルメールが戻って来ると、すべてに好転傾向にあるね。父ハービンジャー、母父キングカメハメハで血統的には芝2400mも大丈夫そうやし、巻き返しはありそう。クイーンズウォークは桜花賞、1枠2番。直線、内馬場は荒れてて伸びひん状態。外にも出せず内を走り続けて8着は精いっぱいやった。元々、厩舎は『オークス狙い』を公言してた馬。また今度も1枠2番、て。でも、いまの東京は内も十分伸びてるから、大丈夫。元々、『オークスの方がええ』て厩舎も言うてたんやから、きっとやってくれる思うわ」

 

 僕:「クイーンズウォークは馬場状態と『1枠2番』を理由に、予想から外した馬だからね。今度はその不安が取り除かれたんだから、予想に入れて上げないとね。

クイーンズウォークはクイーンズカップ、チェルヴィニアはアルテミスS、距離はマイルだけど東京競馬場の重賞で強い勝ち方をした馬。オークスで活躍できる素地は持っていると思う。 桜花賞馬ステレンボッシュだけど、5戦して3勝、2着2回の安定感。父エピファネイア、母父ルーラーシップ、他の種牡馬の名にもシンボリクリスエス、スペシャルウィーク、キングカメハメハ、ダンスインザダークと、芝2400mに何の不安もない馬ばかり。オークスも大丈夫。安定した走りを見せるだろう。 他では桜花賞3着ライトバック、4着スウィープフィートが当然、オークスでも注目される存在となるワケだが・・・・・・。2頭とも桜花賞はほぼ最後方から32秒8,33秒0、究極の『切れ味』を発揮しての上位。マイルは瞬発力・・・・・・距離2400mは長くいい脚の持続。脚の使い方が違うんだよね。この2頭は桜花賞だから上位に来れたと見る。オークスでは外し。 桜花賞組では、当然、桜花賞馬。さらにオークスで注目は桜花賞惨敗の人気馬の巻き返しに期待。 あとは、桜花賞不出走でオークス・トライアル的レースからの出走。フローラS1着のアドマイヤベル、2着ラヴァンダ、リステッド競走・忘れな草賞1着のタガノエルピーダを取り上げたい。 アドマイヤベルは4戦(芝2000m3戦)1,3,2,1着。前走、フローラS・芝2000mを1分59秒0の好タイムで勝利。⑥⑥1着、好位からの差し切り勝ち。半姉にはヴィクトリアマイル勝ちのアドマイヤリード。外国馬の叔父には愛セントレジャーなどG1・2勝馬もおり、海外でも活躍の良血。 フローラS2着はラヴァンダで1分59秒1。ラヴァンダは芝1400m3,1,3着、芝1600m3,7着のあと、距離延ばした芝2000m・フローラSで2着。オークス出走権を得た。3代母がファーガーズプロスペクトという、同じ牝系のオークス馬がヌーヴォレコルト。オークスの枠番が同じ5枠9番というのも、心地よい縁か。 過去10年、フローラSから1着1回、2着3回、3着1回。忘れな草賞からは1着2回、3着1回。今回、忘れな草賞の勝ち馬がタガノエルピーダだ。4戦1,3,4,1着。3着は朝日杯フューチュリティSで、4着はチューリップ賞。実力は発揮しながら、僅かなところで賞金加算ができずにクラシック出走ならず。距離を2000mに延ばした忘れな草賞で2着馬ステラクラウンに2馬身半差の完勝。晴れてオークス挑戦。ラヴズオンリーユー1着、ミッキークイーン1着、ウインマイティー3着、忘れな草賞1着馬は強い」

 

天使:「なるほどな。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、②⑦⑨⑩⑫⑰、30点×100円。

3連複ボックス、②⑦⑨⑩⑫⑰、20点×100円。

3連単、ステレンボッシュ・チェルヴィニア2頭軸マルチ⑦⑫-②⑨⑩⑰、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」