天使:「今年の大阪杯はドバイのワールドカップデーと、まさに同じ時期。日本馬の主力がドバイと分かれたな。それだけ大阪杯の出走馬の層も薄なって、馬券的には難しく、また、面白くなった・・・・・・ということ。それだけやなく、ここは逃げ馬がおれへん展開。馬場はなんとか良馬場でやれそうやけど、各馬の位置取りも難しいところやな」

 

悪魔:「前に行きそうなんは、内からスタニングローズ、ハーパー、ステラヴェローチェ。タスティエーラ、ジオグリフ、プラダリア、リカンカブールも好位に付けるタイプ。結構、数は多いねんけど逃げる馬となると、ね。いてへん。途中から飛び出す馬が出て来るかもしれへんけど、まぁ、最初はスローで始まるやろうね。前におる方が有利」

 

 僕:「そういうことから考えると、中心はタスティエーラか。有馬記念惨敗で現4歳馬は株を下げたが、やはりクラシックで上位を競い合った馬を軽くは扱えない。皐月賞2着、ダービー1着、菊花賞2着のタスティエーラ。つねに好位抜け出し、折り合いに難がないから安定した走りを実現できる。ここ2走は中団から差しているけど、レースの流れによって先行もできる馬。中心には最適だろう。 タスティエーラとは逆に前には行けないが、差し脚で皐月賞1着、ダービー2着、菊花賞3着とクラシックで上位争いをして来たソールオリエンス。有馬記念8着、中山記念4着で4歳馬の株を下げる一因となっている馬だが、有馬記念は0.7秒差と憂うほどの差ではなく、中山記念は1~3着が前残りレースで『切れ味』が鈍るやや重レースであったと敗因は明らか。京成杯、皐月賞を勝った芝2000m、最も得意な距離で『切れ味』を生かせば・・・・・・強いソールオリエンスの復活。 同じ4歳馬のベラジオオペラ。新馬戦から3連勝でスプリングSを勝ち、クラシックの『新星』と思われたが、皐月賞10着と期待外れ。ダービーを1着のタスティエーラとタイム差なしの4着となり、クラシックは一頓挫。12月チャレンジカップ1着、明け4歳の2月・京都記念はプラダリアの2着。2走目の良化でG1獲りに、出る。 5歳馬として、4歳馬に対抗しようとするのがプラダリア。3歳、青葉賞を勝ちダービー挑戦5着、菊花賞は7着。4歳、重賞3,3,5着で宝塚記念6着、新潟記念4着、京都大賞典1着で重賞2勝目、有馬記念は14着大惨敗。5歳になって、京都記念でベラジオオペラを2着に封じ、勝利。G1制覇への手応えをつかんだ。 あと、昨年12月の香港カップ8着以来と休み明けで臨むローシャムパーク。香港カップ以前は函館記念1着、産経オールカマー1着と、重賞連勝で本格化の兆し。一頓挫して、復活を見せるか?まだ復活途上なのか? まさに微妙な追い切り気配、とのこと。期待半分が現状だが外せないのも事実。 アナ馬として、もし内の馬場の傷みで『外差し』の馬場になった場合、エピファニー。チャレンジカップを後方から捲り0.2秒差の4着。中山金杯は1番人気も好位から伸びずに0.6秒差11着。前走は小倉大賞典、中団前から4コーナー、好位へジリ上がり差し切り勝ち。ようやく重賞初勝利だが、培った実力と勢いを合わせて突き抜けて来ることも、アリ」

 

天使:「なるほどな。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、②③⑧⑩⑪⑭、30点×100円。

3連複ボックス、②③⑧⑩⑪⑭、20点×100円。

3連単、フォーメーション③⑩⑪-③⑩⑪-②③⑧⑩⑪⑭、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」