天使:「土曜日の中京は重馬場。日曜日は降雨確率40%ほどで、降ったとしても雨量は少量か。降らなくても馬場の乾きは遅くやや重程度か、良でも時計のかかる馬場。ちゅうことはあまり気にせんでもええかな。今回の人気馬で、重・不良馬場で勝ち負け、やや重馬場で勝ちいう馬がほとんど」

 

悪魔:「それも、いまの短距離界の実力馬はほぼ出て来た感じ。出てきてないのはアグリとジャスパークローネぐらい。その代わり言うたらなんやけど、香港からビクターザウィナーいう短距離のG1馬が来てる。ホンマ、凄いメンバーやね。展開は前行く馬が揃たね。テイエムスパーダにモズメイメイ。香港から来たビクターザウィナーもハナは速いて言うし。マイルの逃げ馬やけどウインカーネリアンもいてる。ビッグシーザー、マッドクール、トウシンマカオ、ルガル、ママコチャらの人気馬も先行・好位タイプでいつでも前に行ける脚があるやん。ハイペースは常識。その中でいかにゴールまで末脚を残す、か。ホンマ、難しいレースや思うわ」

 

 僕:「4歳ルガル、5歳トウシンマカオ、ウインマーベル、ママコチャ、人気の中でもこの4頭が主力かな。 ルガルは3歳5月、葵Sでモズメイメイのフライングかと思うようなスーパーダッシュに会い、半馬身差、届かずの2着。その後、芝1400mの朱鷺S0.1秒差3着、スワンS0.2秒差4着。11月、スプリントに戻して京阪杯をトウシンマカオの2着。今年1月、シルクロードSを1着。着実に成長を見せた4歳牡馬。ここはG1奪取を狙う。 トウシンマカオは3歳夏からスプリントに絞って邁進。京阪杯を勝ち、3着・4着と上位の実績を重ね、ここ2走、京阪杯1着、オーシャンS1着。ようやく『スプリント王』への揺るぎない足跡を残した。強敵相手に培った『切れ味』を発揮するだけ。 3歳でスプリンターズS2着の実績を持つウインマーベル。レースによって気性のブレがあり、なかなか安定しなかった戦績。ようやく気性の成長か?本格化。芝1400mではあるが、昨年末・阪神カップ勝利、今年2月・阪急杯勝利。狙う『スプリント王』。 昨年秋、スプリンターズSを勝ち、『スプリント女王』になったママコチャ。『白毛』ではなく鹿毛も、全姉は言わずと知れたソダシ。阪神カップ、ウインマーベルの0.2秒差5着。それ以来のぶっつけG1獲りも、決して『夢を見ているだけじゃない』。 昨年、高松宮記念2着、スプリンターズS3着、スプリント重賞4勝、絶対的実績を持つナムラクレア5歳牝馬。スプリント戦には無くてはならない存在。ただ、2歳夏からトップクラスで走り続けて3年目の半ば。怖いのは『目に見えぬ勤続疲労』。最終追い切りで『動きに不満あり』の評価が気になるところ。ただ、外せない馬ではある。 アナ馬として、候補は数いるが・・・・・・ここは、ビッグシーザーを。4歳、3歳時にはルガル、モズメイメイとともに葵Sを1番人気で走った。モズメイメイのスーパーダッシュに会いルガルとともに逃げ切られた。2着ルガルとは同タイム、クビ差の3着だから、ルガルと実力はほぼ5分、と言えるか。前走、オーシャンSはやや出負け。追走に苦労もなんとかトウシンマカオの1馬身4分の1差2着。一時期低迷も、リステッド競走・淀短距離S1着、オーシャンS2着と上昇気配。1枠1番、好位で溜めて内伸び馬場なら・・・・・・」

 

天使:「なるほど、ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、①③⑤⑥⑭⑯、30点×100円。

3連複ボックス、①③⑤⑥⑭⑯、20点×100円。

3連単、トウシンマカオ・ルガル2頭軸マルチ⑤⑥-①③⑭⑯、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」