天使:「土曜日は昼から60%ほどの雨の確率。雨量も多くなく、そんなに気にする必要もないか?それより出走頭数が10頭立てと少なく、逃げる馬がいてないことから・・・・・・アナ馬は逃げる馬か? マイネルウィルトスは前走のAJC杯で逃げたけど、あれは不良馬場やったし、本来は差し馬。前行く馬が少なかったら、ポッケリーニ、クロミナンス、ヒートオンビートらは前、3,4番手辺りで勝負する。お互いに牽制したり、捲り気味に上がって来るやろうマイネルウィルトスを気にするから、逃げる人気薄はノーマーク。アナ馬に最適やろ」

 

悪魔:「ここは重賞で上位争いしてるポッケリーニ8歳、マイネルウィルトス8歳、ヒートオンビート7歳のベテラン・トリオ。それに前走・AJC杯で3着したクロミナンス7歳を加えると『クワルテット(四重奏)』かもね。今回の日経賞は凄いね。一番若いのがマテンロウレオ、シュトルーヴェの5歳。あとは6歳3頭、7歳3頭、8歳2頭やからね。ちょっと、ちょっとぉ・・・・・・て、思てしまう。やっぱり、若い馬は成長の期待があるんちゃう?ま、4歳がいてないから期待は5歳馬になるけど」

 

 僕:「ま、重賞での実績を考えると、ポッケリーニ、マイネルウィルトスの8歳馬。ヒートオンビートの7歳馬。この4頭は予想から外せないかな。年齢による不安は常に付きまとうけどね。 とくに、G1を除いたら重賞は22年1月から3,2,1,2,1,2,2,2着というポッケリーニは中心にするしかない。 マイネルウィルトスはここ4走、京都大賞典0.4秒差6着、アルゼンチン共和国杯0.2秒差2着、ステイヤーズS0.5秒差3着、AJC杯0.3秒差5着、上位争いには欠かせない存在。 重賞1勝2着3回3着4回のヒートオンビートはここ4走、目黒記念1着、京都大賞典9着、アルゼンチン共和国杯3着、有馬記念16着と波乱に富んだ着順に不安はあるが、半分は馬券圏内なら・・・・・・。 クロミナンスは2歳からデビューして使い込めなかったのか、7歳でまだ11戦。前走のAJC杯は初めての重賞で3着。7歳だが馬体は、まだ若い? ま、7歳、8歳の高齢馬ではあっても、近走の重賞実績からも外せない4頭といえるかな。 あと、展開を考えてアナ馬を探すのも一考だが、好位に付けそうな人気馬が多く、逃げ馬にそう利もないかな、と。ならば、アナ馬じゃなくなったけど、まだ成長力のある5歳馬に注目。 マテンロウレオは3歳時にきさらぎ賞で重賞勝ち。中日新聞杯・京都記念で2着、G1は大阪杯0.4秒差4着の実績もあるが、去年の夏から重賞で14,12,5,7,9着。完全低迷ぎみ。まだ5歳、『年齢劣化』よりも『復活に期待』。 もう1頭の5歳馬シュトルーヴェは、父キングカメハメハ、母父ディープインパクト。10戦4.3.0.3で今回、初重賞挑戦。気性に問題があり、せん馬として初出走の前走、ジャパンカップ2023年ロンジンワールドベストレース受賞記念・3勝クラス(芝2400m)を後方から、上がり最速33秒2の『切れ味』で差し切り勝利。東京・中京・新潟、左回りコースのみの経験。つねに後方からの差し脚勝負。決して中山・芝2500mの日経賞に合うとは思わないが、遅咲きの5歳の成長力と、前走で見せた破壊力で日経賞を『通過点』にしてしまうかも、しれない」

 

天使:「結局、大荒れはなさそうやな。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単、ポッケリーニ軸⑨⇔①②⑤⑥⑩、10点×300円。3連複、ポッケリーニ軸⑨ー①②⑤⑥⑩、10点×200円。3連単、ポッケリーニ・クロミナンス2頭軸マルチ⑨⑩-①②⑤⑥、24点×100円」

 

天使:「ホンマに人気通りの1,2,3やったらわずかにトリガミになるけど、そこもトリガミせんようにしたら、他が当たってもプラスは微々たるもんになってしまうし、それやったら当たる楽しみなくなってしまうもんな。堅く納まってくれよ、と願う中にも『楽しみ盛り込んで』やで。ほな、これでいこか。ではでは」