天使:「短距離やから先行有利、なんやけど、中京・芝1400mのファルコンSは差し脚が生きる流れになるんが特徴。今回、人気のシュトラウスは先行・差し両方いけるけど、折れ合いに難のある馬。前走は朝日杯フューチュリティSで抑えきれずに先頭に立ってしまい、ハイペースで10着に沈んでしもた。東京スポーツ杯2歳Sを勝った実力馬やけど、『折り合えるか?』気性が鍵」

 

悪魔:「ホント、前行く馬たちの流れを左右しそうな馬やね。スムーズな競馬をすれば、ここでも十分勝てる馬。抑えられんと行ってしもたら、前行く馬は辛くなる。すぐ外のオーキッドロマンス、キャプテンネキや、ヴァルドルチャ、内のフェンダー、これらとの兼ね合い次第やね」

 

 僕:「シュトラウスが上手く抑えられるか?どうかはわからないが、先週の金鯱賞でもわかるように、ペースも速く勝ちタイムも速いレースになりそう。 そんななかで中心はロジリオン。新馬戦から4,2,1着で未勝利戦を勝ち、京王杯2歳S2着、リステッド競走・クロッカスS1着。京王杯2歳Sは上がり最速33秒0、クロッカスSは上がり2位で33秒2。1枠1番、最内に入ったのは進路面でやや不安はあるが、揺るぎない『切れ味』に期待。 新馬戦から1,2,1着。まだ1勝クラスを勝ったばかりだが、前走、1勝クラスを4コーナー5番手から上がり最速タイ33秒0で勝ち上がったソンシも期待大か。『ウマ娘』で知られる藤田晋氏がオーナーの外国産馬。鞍上・川田将雅は自信の騎乗、か。 あと、唯一の重賞勝ち馬シュトラウスも折れ合いに不安はあるものの、重賞1着、3着の実力は侮れない。 セレクトセール2億4200万円の馬、ダノンマッキンリー。新馬戦・秋明菊賞を連勝後、朝日杯フューチュリティS0.5秒差8着、クロッカスS0.3秒差5着と戦績下降で人気も下降中。着差を考えれば悲観するほどの敗北ではない。単騎放牧で『走りに勢い』が増し、リベンジ十分の態勢とか。 半姉に短距離G1を狙うナムラクレアを持つナムラアトム。半姉ナムラクレアもそうだが、血統的にはあまり大きな期待のない馬。だが、走るたびに好実績を積み重ね、『短距離界の名牝』とまで言われるようになったナムラクレア。ナムラアトムにその心、その能力が伝わらないハズはない、かもしれない。外したくない1頭。 アナ馬は3戦連続中央参戦の地方・船橋所属のエイムフォーエース。父は安田記念を勝ったサトノアラジン。中央では2戦ともにリステッド競走のジュニアカップ0.8秒差6着、クロッカスS0.1秒差4着。ジュニアカップは逃げ馬が勝つ中、10頭立て最後方から上がり最速33秒5の脚で6着。クロッカスSでは、ここ人気のロジリオンが33秒2の上がりで勝つ中、最速の上がり33秒0でロジリオンに0.1秒差の4着。中央・芝3走目の今回、差し馬の流れになればぶっ飛んで来る、か」

 

天使:「なるほどな。今回はアナ馬に楽しみ多いな。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、①⑤⑨⑪⑬⑮、30点×100円。

3連複ボックス、①⑤⑨⑪⑬⑮、20点×100円。

3連単、ロジリオン・ソンシ2頭軸マルチ①⑨-⑤⑪⑬⑮、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」