天使:「中山の馬場は金曜日で不良。土曜日に乾いて来るやろうけど、やや重程度か?多少、水分を含んだ馬場であることは間違いないか。前行く馬は3枠6番グランスラムアスク、4枠7番コンクシェル、8枠15番フィールシンパシー辺り。枠的にフィールシンパシーが外から行くとペースは速くなるかも。続く先行・好位組がクリノプレミアム、ファンタジア、アレグロモデラート、コスタボニータ、ラヴェルで結構、前の位置取り争いはありそう。好位、中団からの差しが狙いか」

 

悪魔:「人気のフィアスプライドやシンリョクカも前走は前に付けてた。とくにフィアスプライドは、ルメールが乗って4番手からの競馬でターコイズS、重賞勝ちしてるだけに今度も前で勝負するかもね。そうなると、先行馬は辛い?」

 

 僕:「フィアスプライドは、ルメール以外の鞍上の時は後方からが多かった。ま、ルメールなら少なくとも中団辺りには付けるだろうね。外目の7枠13番でも。ヒップホップソウルも後ろからの競馬が多い馬。勝ちを意識する人気の2頭だけに、できるだけ中団辺りには付けたいはず。この2頭の動きがレースの流れを決めそうやね」

 

 僕:「フィアスプライドはターコイズSを勝ってハンデが54㌔から56㌔にアップ。これがひとつの問題だが、早めに上がって行って勝負を決めれば上位は確保できそう。多少、馬場が渋っても差し馬狙いが正解か。 中心はヒップホップソウル。キタサンブラック産駒だけに、ディープインパクト産駒のフィアスプライドより馬場の渋りには対応可能。不良馬場のフラワーカップ2着から重馬場は得意かも。 フィアスプライドは重賞4,4,1着で、ここへ来て本格化?ハンデ頭56㌔と、馬場の乾きが遅くより重馬場が残ったら不安があるが、馬券圏内なら有力候補、か。 新馬戦後2走目の阪神ジュベナイルフィリーズ2着、ぶっつけの桜花賞6着、オークス5着と、『得体の知れぬ強さ』を見せていたシンリョクカ。秋からの3走、府中牝馬S10着、エリザベス女王杯9着、日経新春杯10着は、まったく『らしさ』は見られないが、まだまだ見限れない『コワさ』を持つ馬。今回、牝馬同士の重賞なら。 古くはオークス4着の6歳牝馬タガノパッション。前走、愛知杯をミッキーゴージャスの0.1秒差2着は本物か。重馬場1着、3着、11着、やや重13着。重馬場不得手ではないはず。 父キングカメハメハ、母父ディープインパクト、『切れ味』勝負が目立つククナ。馬場状態が心配だが、レース経験の豊富さで不利な点も乗り越えて来た感じがする最近の七夕賞2着、中山金杯2着。混戦ムードのここも上手く立ち回るか。 アナ馬は、5歳・ハンデ51㌔のファンタジア。父ハービンジャー、母父シンボリクリスエスなら重馬場は大丈夫か。祖母フサイチパンドラはエリザベス女王杯1着・2着、オークス2着、秋華賞3着、阪神ジュベナイルフィリーズ3着。いつ開花しても不思議でない良血だ」

 

天使:「なるほどな。ほな、買い目いこか」

 

 僕:「馬単ボックス、①⑤⑧⑨⑬⑭、30点×100円。3連複ボックス、①⑤⑧⑨⑬⑭、20点×100円。3連単、シンリョクカ・ヒップホップソウル2頭軸マルチ⑤⑧-①⑨⑬⑭、24点×100円」

 

天使:「おっしゃ、ほな、それでいこか。ではでは」